ホーム > お知らせ・コラム > シェアハウスのメリット・デメリットとは?失敗しないための”3つ”のポイントも解説

シェアハウスのメリット・デメリットとは?失敗しないための”3つ”のポイントも解説

シェアハウス メリット デメリット

多くのメディアにも取り上げられ、若い世代を中心にシェアハウスが注目を集めています。
友人同士での共同生活を楽しむために、シェアハウスを探している方は多いでしょう。
そこで今回は、シェアハウスでの生活を成功させるために、シェアハウスのメリットデメリットをご紹介します。

 

シェアハウスとは

シェアハウス とは

シェアハウスとは、共同スペースのある賃貸物件のことです。
親族や恋人同士の居住ではなく、友人や同じ志の仲間と共同生活を送る場所であるというのが特徴です。
シェアハウスにはさまざまな種類があり、それぞれに異なる特徴があるので、以下でご紹介します。

 

交流型

  • 入居者との交流が目的
  • 共同スペースが広めに設計されている

 

目的重視型

  • 同じ志を持った人同士が集まる
  • 一軒家や古民家を改築している物件が多い

 

ソーシャルアパートメント

  • 一人暮らしの部屋共同スペースの両方が備わっているタイプ
  • 家賃設定は一般的な賃貸物件と同程度

 

コスパ型

  • 家賃の安さに特化
  • 交流が苦手な人にもおすすめ
  • リビングのない場合が多い

 

ファミリー型

  • シングルマザーシングルファザー向け
  • 子供が遊べる場所を設けている
  • 子供の悩みを共有できる

 

女性専用

  • 入居対象は女性のみ
  • パウダールームなどがある女性向けの設計
  • 家賃は高い傾向がある

 

男性専用

  • 女性が住むのには適さない物件が多い
  • 築年数は古い傾向がある
  • 家賃は安く設定されている

 

シニア専用

  • 高齢者が入居対象
  • 介護施設に入るほどではないものの、一人で生活するのに不安がある人向け

 

ペット飼育可能

  • ペットと一緒に生活したい人が集まるタイプ
  • 敷金礼金が高くなる傾向にある

 

また、シェアハウスは物件の種類が豊富なだけでなく、部屋の種類も豊富なことが特徴です。
一人ひとりに個室があるタイプはもちろん、2人でひとつの部屋をシェアするセミプライベートや、4〜6人ほどで1部屋を共有するコンパートメントなどがあります。

 

シェアハウスのメリット

シェアハウス メリット

物件や部屋の種類が豊富で、人それぞれのニーズに合った共同生活を送れるシェアハウスには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、シェアハウスの主なメリットを4つご紹介します。

 

メリット①:初期費用が抑えられる

複数人で同じ物件を共有するため、家賃や敷金・礼金などを抑えられます
仲介手数料が無料の物件もあるので、一人では非現実的な物件にも住めるかもしれません。
また、住人同士が共有できる家電や家具がついている場合が多いため、個室で使用するものにかかるコストのみで住み始められることがあります。

 

メリット②:生活コストを抑えられる

シェアハウス メリット

一つの物件を多人数でシェアするため、家賃の支払いにかかる負担が軽減できるのもシェアハウスの魅力です。
一人暮らしでは支払えないほど高額の家賃の物件に住めるのも、シェアハウスならではのメリットといえます。
また、ガス・水道・電気代などの光熱費も、1世帯として請求されるため、一人にかかる負担が少なくなるのもメリットです。

 

メリット③:ライフラインの開栓手続きが不要

シェアハウス メリット

シェアハウスの多くは、あらかじめガス・水道・電気の開栓が済んでいます
そのため、新規入居者へ開栓手続きの手間や費用が発生しません
また、ネット回線が備え付けられている場合が多いので、わざわざ新規契約しなくともインターネットを使用できます。
退去時も手続きは不要なので、ライフラインの開栓を手間に感じる方にシェアハウスはぴったりの物件です。

 

メリット④:入居審査が比較的ゆるい

シェアハウスの入居時は、あくまで共同生活ができるかどうかに重点を置いた審査が実施されます。
一般的な賃貸物件の入居審査とは異なり、クレジットカードの利用に関わる信用条件などはチェックされません。
したがって、無職やフリーランスといった方でも審査を通りやすい傾向があります。
とはいえ、信用情報に不安のある方が同居人にいるとなると、共同生活を送るメンバーは不安を覚えてしまうでしょう。
あくまで「シェアハウスの入居審査は通りやすい」程度と認識し、決して同居人に迷惑をかけないよう心がけましょう

 

シェアハウスのデメリット

シェアハウス デメリット

シェアハウスでの生活を検討する際は、そのメリットだけでなく、いくつかのデメリットも事前に把握しておかなければいけません。
ここでは、シェアハウスのデメリットを3つご紹介します。

 

デメリット①:プライバシーを確保しにくい

シェアハウスでは複数の住人が共同生活を送るため、一人暮らしと比較すると、どうしても個人のプライバシー確保が疎かになりがちです。
一人ひとりに個室が与えられるものの、共同スペースなどでの他人の目線や、住人同士のコミュニケーションに煩わしさを感じる方にとっては、それらがシェアハウスのデメリットになるでしょう。

 

デメリット②:生活リズムが合わない可能性がある

シェアハウス デメリット

共同生活とはいえ、住人の一人ひとりに別々の生活リズムがあり、それらが自分に合うとは限りません。
昼型と夜型の人とが隣同士になったり、社会人と大学生とで生活の時間が合わなかったりもします。
共同スペースの使用に関しては問題なくとも、異なる生活リズムのズレが人間関係に悪影響を及ぼすかもしれません。

 

デメリット③:生活音が気になることがある

個室から発生する生活音が気になり、ストレスとなる場合があります。
生活リズムが合わない住人の個室から聞こえる生活音が原因でストレスがたまると、人間関係に亀裂が生じる原因となるでしょう。

 

友達とシェアハウスに同居するメリットとデメリット

東京 シェアハウス 友達

一般的なシェアハウスは、他人同士が共同生活を送ることが多い傾向にあります。
他人同士だとストレスがたまるだろうと考え、友達とのシェアハウス同居を検討する方は多いでしょう。
友達とのシェアハウス同居には、初期費用や生活コストを抑えられるという一般的なシェアハウス入居と同様のメリットがあります。

また、友達には悩みを相談しやすく、互いに気軽に物事を言い合えるのもメリットです。
ただし、生活リズムのズレや家事などに対する考え方の違いで、友人関係に亀裂が入る可能性があります。
友人として仲が良くても、生活を共にするとなると合わないこともあるだろうと考えられるでしょう。

友達と一緒にシェアハウスに入居する場合は、他人同士以上に同居するメリットやデメリットと向き合う必要があります。

 

女性がシェアハウスに入居するメリット・デメリット

東京 シェアハウス 女性

シェアハウスは、女性にとってのメリットが多いとして注目されています。
最近では、女性専用のオシャレなシェアハウスが増加傾向にあります。
特に、防犯上の観点で需要があるといえるでしょう。
女性の一人暮らしには、どうしても物騒な印象があります。
シェアハウスであれば、複数の住人が共同生活を送っているので、高い防犯性を実現できます。
この防犯性が高いことに対する安心感を得られることは、女性がシェアハウスを選択するメリットです。

ただし、男女混合のシェアハウスの場合、男女比率が均等ではない場合は多いでしょう。
男性と同じ空間で生活するとなると、服装やメイクに気を遣ってリラックスできない方がいるかもしれません。

また、そもそも男性が苦手な方にとっては、女性専用の物件を選ばない限りシェアハウスでの生活自体が難しいでしょう。

女性がシェアハウスに入居するには、女性だからこそ感じるメリットとデメリットがあることを事前に理解しておかなければなりません。

 

シェアハウス選びで必ずチェックしたいポイント

シェアハウス 選び ポイント

最後に、シェアハウスを選ぶ際に押さえておきたい3つポイントについて、それぞれ解説します。

 

ポイント①:複数の物件を比較する

家賃生活コストアクセスといった観点で複数の物件を比較しておきましょう。
ひと目見て外観が気に入ったというような理由だけで入居を決めると、金銭面で損をする可能性があります。

また、闇雲に家賃が安い物件を選ぶのも安い理由となるデメリットがあるかもしれないので、シェアハウスの物件を選ぶときは慎重に複数の物件を比較して検討しましょう。

 

ポイント②:居住者の年齢層を確認する

シェアハウス ポイント

できるだけ同世代の方が多く入居している物件を選びましょう。
個室があるとはいえ、同じ屋根の下で共同生活を送ることになります。
年齢に差がありすぎると、会話が弾まなかったり、生活に対する考えが合わなかったりするので、ストレスや人間関係の悪化につながります。

 

ポイント③:住人の生活スタイルを確認する

仕事や学校など、すでに入居している人たちのライフスタイルが自分の生活リズムに合っているかを確認しておきましょう。
住人全員と合わせるのは難しいかもしれませんが、あまりにも生活スタイルが合わないという方ばかりだとすると、日々の生活自体がストレスになってしまいます。

 

まとめ

今回は、シェアハウスに入居するメリットとデメリットについてご紹介しました。
近年注目されているシェアハウスですが、あくまで「生活」を送る場所であるということを認識しましょう。
これからシェアハウスでの生活を始めようと考えている方はもちろん、シェアハウスに関する悩みを抱えている方も、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

初期費用がたった「0~5万円」とリーズナブルなシェアハウス一覧はコチラ

 

【関連記事】シェアハウスの間取り実例を人数別でご紹介!”5つ”の間取り選びのポイントも解説
【関連記事】シェアハウスの初期費用の相場とは?費用を抑える”3つ”の方法も解説
【関連記事】シェアハウスでトラブルになる”5つ”の原因と対策を徹底解説

森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。