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シェアハウスの間取り実例を入居人数別でご紹介!”5つ”の間取り選びのポイントも解説

シェアハウス 間取り

シェアハウスは近年さまざまなメディアで注目され、若者を中心に人気を集めています。
ただ、入居するシェアハウスによって定員が異なるため、実際に生活するイメージをつかみづらいという方は多いでしょう。
今回は、シェアハウスの間取りについて、入居人数別にご紹介します。

4人用のシェアハウスの間取り

シェアハウスの中で最も規模の小さい4人用シェアハウスの間取りは、プライベートのスペースや共用スペースが広いことが特徴です。
物件によっては、10階建マンションの2階などをシェアハウスとして貸し出していることがあり、2階以上に居住できるため防犯が気になる方にもおすすめです。
そのため、女性専用シェアハウスとして貸し出されていることもあります。

 

6人用のシェアハウスの間取り

続いて、6人用のシェアハウスをご紹介します。
4人用よりは規模が大きいものの、こちらも小規模シェアハウスに該当します。

3階建の一軒家を丸ごとシェアハウスとして貸し出している物件もあり、勉強や仕事をするにも十分な広さです。
英会話アクティビティハウスパーティーなどの国際交流を目的としている方におすすめの間取りです。

 

10人用のシェアハウスの間取り

次に、シェアハウスとしては「中規模」に該当する、10人用の間取りをご紹介します。
リビングだけで15帖以上もある物件もあり、共用スペースが広いのが特徴です。
プライベートスペースは4帖~5帖前後になり狭く感じることもあるかもしれません。
寂しさを感じさせない多人数での共同生活を目的とする方には10人用シェアハウスの物件がおすすめです。

 

シェアハウスの間取り選びで注意すべき“4つ”のポイント

シェアハウス 間取り ポイント

シェアハウスを間取りで選ぶ場合には、いくつか押さえておくべき注意点があります。
ここでは、シェアハウスの間取り選びに関する4つのポイントをご紹介します。

 

ポイント①:自室と共有スペースとの位置関係

シェアハウスの多くは、住民一人ひとりが個人の生活を送る自室と、キッチンやリビングなどの共有スペースとで構成されています。
実際に生活することを考え、自室と共有スペースの位置関係をしっかり確認しておきましょう。
例えば、自室のすぐ隣に共有スペースがある間取りだと、生活音などが気になってストレスを招いてしまうかもしれません。

階段やバスルーム、トイレに近い自室なども、生活音が聞こえやすい位置なので注意しましょう。
また、間取りによっては、自室に入るのにほかの人の個室を通らなければならない物件があります。
このような物件は住民同士のプライバシーが保ちづらいため、友人同士で入居するのではない場合は避けたほうが良いかもしれません。

 

ポイント②:自室の収納スペースの有無

シェアハウス 間取り

自室に収納スペースが充実しているかどうかも、シェアハウスの間取り図を確認する際に注意すべき重要なポイントです。
一人暮らしや実家暮らしとは異なり、シェアハウスでは個人の生活を自室のみで完結させなければいけません
そのため、比較的大型の荷物であっても自室で管理する必要があります。

シェアハウスの間取りを確認する際は、自室となる部屋にどれだけの収納スペースがあるかを確認しておきましょう。
もしくは、大型の荷物や生活に直結しないものなどは、シェアハウス入居前に実家やトランクルームへ移動させて管理するのがおすすめです。

 

ポイント③:トイレと浴室が分離しているかどうか

シェアハウス 間取り

いわゆる「ユニットバス」の物件だと、トイレか浴室のどちらかを同居者が使用中の場合、もう一方も使用できません。
ユニットバスには、住人同士で使用するタイミングが重なって困ったり、同居者に気を遣って利用しづらくなったりするといった弊害があります。
特に男女混合のシェアハウスだと、プライバシーの観点で死活問題になるでしょう。
トイレと浴室の観点でシェアハウスを選ぶ場合、まずはそれぞれが独立しているかどうかを確認することが必須です。
それぞれの入口が別に設計されているかどうかも確認しておきましょう。
トイレと浴室が独立していたとしても、入口が同じだとユニットバスと同様のことが懸念されます。
また、浴室に併設されていることの多い、洗面台の数や洗面スペースの広さもチェックしておくことをおすすめします。

複数の住人がそれぞれほぼ同時に使用する可能性の高い場所なので、同時に共有できるような広い洗面スペースの設計されている物件を選びましょう。
女性は洗面スペースにケア用品などを収納することが考えられるので、そこの収納の数や大きさも重要なチェックポイントです。

 

ポイント④:もともとシェアハウスとして作られた建物かどうか

シェアハウス 間取り

近年はシェアハウスの需要や注目度が高まっているので、シェアハウス用に設計された物件は増加傾向にあります。
そういった物件は自室の位置や数などが、複数の住人で共有しやすい設計になっています。

しかし、もともとは普通の一軒家だった物件をシェアハウス用に貸し出している場合だと、共有しやすさや便利さといった観点での不備が目立つでしょう。
例えば、自室にコンセントが少なかったり、窓の位置が悪かったりといったことが考えられます。
また、共有スペースが狭いことも考えられます。

シェアハウスの間取りを確認する際は、もともとシェアハウスとして設計された物件かどうかが重要なチェックポイントです。

 

Webサイトでシェアハウスの間取りが見られないときの対処法

入居しようとするシェアハウスの物件を事前にチェックする場合、多くの方はWebサイトを活用するでしょう。
しかし、物件によってはWebサイト上に間取り図が掲載されていません
その場合は、物件が掲載されているサイトではなく、物件名で直接ネット検索をかけてみましょう。
対象となる物件を取り扱っている別のWebサイトがヒットするかもしれません。
また、過去に掲載されていた間取り図が画像としてヒットする可能性もあるので、物件名での直接検索がおすすめです。
それでも間取り図を探し出せなかった場合は、該当するシェアハウスの管理会社にメールか電話で問い合わせてみましょう。

もし、管理会社に問い合わせても「間取り図がない」と言われたら、その物件自体に問題がある可能性が高いので、注意しましょう。

 

まとめ

今回は、入居するシェアハウスを検討する際に重要な情報源となる、間取り図について解説しました。
間取り図からは、物件の基本情報はもちろん、共有スペースや収納など、より生活に直結する情報を事前に確認できます。
入居人数によって間取り図の傾向は異なるので、まずは何人規模のシェアハウスで生活したいかをしっかり決めたうえで、自分の理想に合う間取り図を探してみましょう。

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森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。