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一人暮らしにかかる費用はどれくらい?生活費の内訳や節約するためのポイントを徹底解説

実家を出て初めての一人暮らし。夜通しゲームしたり大人買いした漫画を読んだりと、羽を伸ばせることにうきうきしますね。ただ、学生にしろ社会人にしろ一人暮らしは自分の裁量でなんでもできる代わりに、お金の管理もしなければなりません。いつの間にか大切な貯金を取り崩していたなんてことがないように、生活のために1ヶ月にいくら必要なのか、把握しておきましょう。


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一人暮らしの生活費用の平均はどれくらい?

生活費用は固定費(月々ほぼ決まった支払いのあるもの)変動費(月々支払いの金額が変わるもの)によって構成されます。固定費には住居費、水道光熱費などがあり、変動費には食費や日用品費などがあります。地域によって家賃の相場や物価が違うのでどこで就学&就職するかによって生活費の概算が変わってきます。総務省の家計調査より単身世帯の主な生活費を構成する、食費、水道光熱費、生活用品費、被服費、保険医療費、交通費・通信費、教養娯楽費、その他(理美容費・交際費など)の平均を合計したものを地域別にみると以下の表となります。

単身世帯の主な生活費1ヶ月平均(地域別/住居費をのぞく)
北海道・東北地方 129,422円
関東地方 149,160円
北陸・東海地方 137,535円
近畿地方 135,837円
中国・四国地方 131,798円
九州・沖縄地方 121,522円

参照:家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類003 用途分類(総数)

【関連記事】東京での一人暮らしの費用はいくら必要?生活費の節約方法も紹介

一人暮らしの生活費用の内訳

生活費用の内訳を年齢別にみていきます。全年齢の平均からすると若い人は娯楽費や交通費が多く、保険医療費が少なめです。自分のライフスタイルから何に、どれくらいの費用がかかりそうか把握し、貯蓄も確保しましょう。将来への漠然とした不安が解消されて生活が楽しめるようになるでしょう。

参照:家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類002 用途分類(年齢階級別)

住居費をのぞく生活費用の内訳(単身世帯の34歳以下男性)

項目 月平均
食費 37,587円
水道光熱費 9,535円
生活用品費 3,194円
被服費 7,780円
保健医療費 5,809円
交通費・通信費 20,345円
教養娯楽費 22,857円
その他(理美容費・交際費など) 17,306円
合計 124,413円

住居費をのぞく生活費用の内訳(単身世帯の34歳以下女性)

項目 月平均
食費 30,035円
水道光熱費 8,907円
生活用品費 4,107円
被服費 7,447円
保健医療費 4,748円
交通費・通信費 19,792円
教養娯楽費 20,570円
その他(理美容費・交際費など) 22,057円
合計 117,663円

住居費をのぞく生活費用の内訳(単身世帯の全年齢)

項目 月平均
食費 39,069円
水道光熱費 13,098円
生活用品費 5,487円
被服費 5,047円
保健医療費 7,384円
交通費・通信費 19,303円
教養娯楽費 17,993円
その他(理美容費・交際費など) 31,071円
合計 138,452円

家賃の相場は?

家賃の目安は「収入の約3割」とよく言われます。大切なのは”収入”とは”手取り収入”であるということ。たとえば月収が額面21万円の場合、手取り収入の金額は厚生年金保険料や健康保険料などの支払いを抜くと約17万になります。この手取り収入を元に家賃を考えましょう。また家賃の次に家計の割合を占めることが多い食費は手取りの15%ほどを目安にするとよいといわれています。家賃を含めた生活費をシミュレーションしてみます。(総務省の家計調査などを元に筆者が作成)

生活費用シミュレーション
手取り17万円(額面21万円)
家賃(手取り×30%) 約51,000円
食費(手取り×15%) 約25,500円
水道光熱費 約10,000円
生活用品費 約4,000円
被服費 約8,000円
保健医療費 約5,000円
交通費・通信費 約20,000円
教養娯楽費 約15,000円
諸雑費 約15,000
貯金 約16,500円

生活費に占める家賃の割合が大きいので、家賃を抑えることはゆとりをもって生活する上で重要なポイント。毎月貯蓄をすることを前提とした家計予算を立てて、賃貸物件を選びましょう。

一人暮らしの生活費用を抑えるためのポイント

家計簿アプリなども活用し、自分が何にどのくらい使っているかを把握することが重要です。まずは無駄遣いをカットすることです。毎日コンビニスイーツを買うよりも、1ヵ月に1度デパ地下で評判のスイーツを買って自分へのごほうびにするなど、できるだけストレスを溜めずに節約するよう工夫しましょう。

家賃

街の中心部ではなく郊外の家を選択する、多少の狭さを受け入れるなど、賃貸の検討範囲を広げることで家賃を下げることが可能です。またシェアハウスやルームシェアという方法もあります。一般にいわれている目安の手取り30%よりもゆとりが生まれる手取り25%程度の家賃を目指せるといいですね。

食費

外食やテイクアウトはコストが高くなる傾向があるため、自炊にシフトして食費を節約しましょう。旬の食材を使えば価格も安く、栄養も豊富なため一石二鳥です。昼食をお弁当にできるとさらにコストダウンできるでしょう。

水道光熱費

節電と節水を心がけ、不要な電気の使用を抑えたり、シャワーの時間を短縮したりしましょう。シャワーヘッドを節水のものに取り換えるのもオススメです。また、断熱効果のあるカーテンやラグを利用して、冷暖房費を下げる工夫も大切です。

通信費

大手キャリアでスマホを契約していると通信費が高くなりがちなため、格安スマホに乗り換えを検討しましょう。自宅で使用するインターネットの固定回線は、プロバイダーの乗り換えやモバイルルーターへの切り替えなどで現状より安くなる可能性があります。

交通費

通勤や外出の際に、公共交通機関の代わりに徒歩や自転車を利用することで、交通費を削減できます。可能ならば、電車がもっとも混雑する時間をさけることで運賃が割安になるオフピーク定期券やオフピークチケット(各電鉄会社で導入状況は異なります)を使って移動することも検討しましょう。

リサイクルショップ・フリマアプリ

家具や家電を揃える際には、まずは新品を購入する代わりにリサイクルショップやフリマアプリで商品を探してみるのも手です。新品同様の掘り出し物が手に入ることもありますし、自分のライフスタイルにあっているのか試してみるといった使い方もできますね。不要なものを売ってお金にかえることもできるので節約におすすめです。

生活費を抑えるならTOKYO βのシェアハウスがおすすめ

思いのほか、お金がかかる一人暮らし。疲れて自炊できない、でも予算オーバーでストレスが溜まりがちといったことがないように、ゆとりをもって暮らしたいですね。そんなとき強い味方なのがシェアハウス。TOKYO βであれば東京で3万円台からお部屋をご準備。初期費用も3万円のみで入居可能なので、費用の負担が少なく気軽に新生活をスタートできます。 また、安心・安全なシェアハウスを東京都内に1,000拠点15,000戸運営中。各所にさまざまなシェアハウスをご用意しているのでご自身のライフスタイルに合った物件を探すことができます。

サービスの特徴①「家庭用の大きなキッチン付き」
物件内の共用スペースに家庭用の大きなキッチンが付いています。調理器具も共用頂けるものをご用意。電子レンジやトースターなどもありますので忙しい時でも時短料理が可能です。
サービスの特徴②「入居者のサポート」
入居者のための限定アプリや、シェアモビリティなど入居者様の生活環境を充実させるためのサービスを随時アップデートしております。
サービスの特徴③「住み替えシステム」
選んだ物件との相性が合わなかったり、他のエリアで暮らしたい際に、TOKYO βの物件に空室があれば、簡単な手続きのみで住み替え可能です。

まとめ

いかがでしたか?自己管理の責任がともなう一人暮らし。外食ばかりで食費がふくらむといったことは家計にも健康にもよくありません。自分で自炊をして美味しいものを食べたり、好きな雑貨を飾って家を整えたり、節約しながら楽しめることはたくさんあります。メリハリのある家計で自分なりの居心地のよい暮らしを目指してみてはいかがでしょうか。


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森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。