一人暮らしの費用を節約したい!生活費の内訳や節約術をご紹介
一人暮らしをしている方であれば、生活費を節約することで毎月の貯金額をアップさせたいと感じたことがある方は多いでしょう。
効率よく節約するためには、まずは自分が毎月どれくらいの金額を使っているのかを把握し、その上で削減できる費用を洗い出すことが大切です。
本記事では一人暮らしの平均支出額と一人暮らしで節約する際のポイントを解説していきます。
一人暮らしの平均支出
一人暮らしの生活費を節約するためには、生活費の把握が必要不可欠です。
総務省が公表している“家計調査報告〔家計収支編〕2021年(令和3年)平均結果の概要”によると、単身世帯の月平均支出額は「155,046円」となっています。
費用 | 月平均額 |
消費支出 |
155,046円 |
食費 | 41,731円 |
住居 | 22,118円 |
光熱・水道 | 11,383円 |
家具・家事用品 | 5,830円 |
被服及び履物 | 4,843円 |
保健医療 | 7,703円 |
交通・通信 | 18,916円 |
教育 | 8円 |
教養娯楽 | 17,654円 |
その他の消費支出 | 24,860円 |
上記の金額を1つの指標として考えて、自分がどの項目の生活支出が高いのか確認してみてください。
参照:家計調査報告〔家計収支編〕2021年(令和3年)平均結果の概要
一人暮らしで節約する際のポイント3つ
では、具体的に一人暮らしで節約する際のポイントについて気になるという方も多いでしょう。
そこで、一人暮らしで節約する際のポイントとして以下の3点を紹介していきます。
ポイント①:家計簿をつける
まずは、自分の生活支出を把握するために毎日、家計簿をつけましょう。
家計簿などの記録がないと毎月、自分がどんなことにお金を使っているのか把握しきれません。現状を正しく把握し、節約できる余地を見出すためにも毎月の支出を細かく記録してください。
現在であれば、家計簿アプリやクレジットカードのアプリで簡単に家計簿を管理できるので、利用もおすすめです。
ポイント②:毎月の支出を把握する
次に「家計簿」などを利用して毎月の支出を項目別に整理することも大切です。
先ほども解説した“家計調査報告〔家計収支編〕2021年(令和3年)平均結果の概要”をもとに、自分がどの項目の費用が高いのかを比較し、節約できる生活支出を洗い出せます。
例えば、毎月使っている食費が7万円程度であるならば、家計調査の平均金額よりも「3万円」も高いことがわかるでしょう。
このように、家計の支出を把握して「どの項目の支出が高いのか」を洗い出すことが節約には重要なポイントになります。
ポイント③:目標の貯金額を決める
効率よく節約したいのであれば、目標となる貯金額の設定も重要なポイントです。
「目標の貯金額」を設定することで、味気がない「節約生活」にもモチベーションが生まれます。
ちょっとしたゲーム感覚で節約を楽しむためにも、無理のない目標金額を設定しましょう。
一人暮らしでも節約できる7つの項目
家計簿を通して、生活支出の見直しができた方は、「項目別の節約ポイント」についても気になるでしょう。
そこで一人暮らしでも節約できる項目として、以下の7つのポイントを解説していきます。
項目①:食費
一人暮らしにおける食費の見直しは比較的簡単です。何かと忙しい一人暮らしでは、どうしても外食が多くなってしまいますが、食費を節約したいなら自炊が最適!
毎日かかってしまう食費をコツコツ節約するだけで、数千円〜数万円程度の節約効果が生まれます。
項目②:電気・ガス代
また、一人暮らしの電気・ガス代も比較的節約しやすい費用です。
使わない電気・ガスを意識的に消したり、コンセントを抜いたりすることで1,000円程度の節約が可能になります。まずは、小さなことからでも習慣にするように心がけましょう。
項目③:通信費
必要不可欠となった「通信費」ですが、スマホの通信費用だけで毎月1万円程度の支払いをしている方は見直しのチャンスです。
現在であれば、「格安SIM」も数多くありますので、自分の生活にぴったりなプランに変更するだけで、固定費を大幅に削減できます。
場合によっては、1万円かかっていた通信費を半額の5,000円程度に下げられる可能性もあるため、しっかり見直しておくべきポイントといえるでしょう。
項目④:日用品費
日用品にかかるコストを節約したいのであれば、まとめ買いがおすすめ!
ただし、まとめ買いをする前に正確な在庫の確認や消費期限・賞味期限を把握しておくべきです。安いからといって買い溜めや大量のストックをしすぎると、逆効果になってしまう可能性もあるため注意しましょう。
食材であれば、安い時にまとめ買いして冷凍保存するなどの節約術もおすすめです。
項目⑤:家賃
家賃は一人暮らしをしている上で最も高い固定費用です。
一般的に賃貸住宅の家賃は、住むエリアや住宅設備によって金額が変わります。
家賃を抑えたいという方であれば、エリアを我慢するか、住宅設備のクオリティーを下げることを考えなければなりません。
「どちらも我慢したくない!」という方は、後述する「シェアハウス」の検討もおすすめです。
項目⑥:水道代
水道代を節約するには、日々の習慣づくりが大切です。
具体的には、水の出しっぱなしをなくすことが水道代の節約の第一歩となります。
また、節水シャワーを使うことでお風呂で使う20〜30%の節水効果もあるので活用しましょう。
項目⑦:保険料
保険料についても見直すことで、毎月の固定費用の削減につながります。
会社員・公務員の方であれば、それだけで手厚い社会保険に加入しているため、民間の保険はほとんど不要なこともあります。
もし、心配な方であれば掛け捨ての保険にするか、FP(ファイナンシャルプランナー)との相談もおすすめです。
一人暮らしで生活費を節約したいなら“シェアハウス“がおすすめ
一人暮らしで大きな固定費を占める「家賃」。しかし住むエリアや住宅設備にもこだわりたいという方は多いでしょう。
そこで、おすすめなのが「シェアハウス」です。シェアハウスを利用すれば住む場所も住宅設備もこだわりつつ家賃の節約が可能です。
そこで、一人暮らしで生活費を抑えるのには「シェアハウス」がおすすめな理由について解説していきます。
おすすめする理由①:固定費を抑えられる
シェアハウスは一般的な賃貸物件より「家賃」が安く、固定費を抑えられるのが魅力です。
一般的にシェアハウスの光熱費は毎月定額制になります。毎月変動していた光熱費が毎月固定になり、生活のやりくりがしやすくなるのは、節約を考えてる方にとって大きなメリットと言えるでしょう。
なお、シェアハウスの光熱費や家賃相場などのシステムについてさらに詳しく知りたい方は下記の記事も合わせてご確認ください。
【関連記事】シェアハウスの光熱費の支払い方をわかりやすく解説!定額なら一人暮らしよりもお得です
おすすめする理由②:家具や家電を購入しなくてもOK!
シェアハウスには家具・家電が住居についている物件もあるため、初めて一人暮らしする方でも家具・家電を揃える必要がありません。
引っ越しする際の荷造りも最小限で済むため、引っ越し費用や手間の削減にも期待できます。
おすすめする理由③:敷金礼金が不要
シェアハウスの多くは「敷金・礼金」が不要です!
一般的な賃貸物件よりも比較的安い初期費用で物件を契約できるため、費用を出来るだけ抑えて一人暮らしを始めたい方には最適な住宅といえます。
しかし物件によっては、一般的な賃貸物件では発生しない初期費用がかかるケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
なお、シェアハウスの入居にかかる初期費用の詳細は下記の記事で解説していますので、そちらも合わせてご確認ください。
【関連記事】シェアハウス入居の初期費用の相場とは?その費用を抑える‟3つ”の方法も解説
東京でシェアハウスを探すならTokyo β
一人暮らしでの費用を節約するのであれば、自分が使っている毎月の生活支出の見直しから入り、貯金金額の目標を決め、モチベーションを維持することが大切です。
生活支出の見直しをしていく上で、どうしても下げづらい「家賃」を下げたいという方であれば、「シェアハウス」の検討もしましょう。
東京でシェアハウスを探していくのであれば、「Tokyo β」がおすすめです。
Tokyo βなら家賃を節約できるだけではなく、移動費も引越し時の出費も抑えられるため、「東京」で始めて一人暮らしをはじめる方や、貯金を増やしていきたいという方にはぴったりのサービスです。
理想の生活を叶えるシェアハウスをお探しの方は、ぜひ「Tokyo β」をご活用ください!
【関連記事】シェアハウスの光熱費の支払い方をわかりやすく解説!定額なら一人暮らしよりもお得です
- この記事の監修者
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森岡 誠
(マネージャー)
- 保有資格
- 宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士
株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。