ホーム > お知らせ・コラム > 【2024年最新】一人暮らしの初期費用の相場は?初期費用の内訳と節約するためのポイントを解説

【2024年最新】一人暮らしの初期費用の相場は?初期費用の内訳と節約するためのポイントを解説

就学や就職など、新生活の開始とともに一人暮らしを始める方も多いと思います。はじめての一人暮らしのワクワクとは別に、現実に降り掛かってくる引越しまでの初期費用。全部でいくらぐらいかかるのか、何がどのくらい必要なのか、把握せずにいると予想外に費用がかかってしまう、なんてことも……。
今回は、はじめての一人暮らし、いったいどんな費用がかかるのか、その内訳節約方法についてお話していこうと思います。
できるだけ費用は抑えて、新生活は余裕をもってはじめたい!という方はぜひ参考にしてみてください。


お問い合わせはこちら 物件検索はこちら

一人暮らしの初期費用の相場は平均50万円

一般的に一人暮らしを始める際にかかる初期費用は家賃の約4ヶ月分~6ヶ月分が目安と言われています。もちろん借りる物件や場所、環境によって安く抑えることも可能ですが、新社会人や学生さんには大金です。
初期費用は「賃貸契約関連の費用」「引越し費用」「生活用品の購入」の大きく3つに分けられます。さらに細かい内訳を知っていると最低限必要な費用、節約できる費用など、予算も立てやすくなるので詳しく見ていきましょう。

家の契約に関わる初期費用の内訳

新生活といえば、まずは家を借りるところからですよね。
敷金・礼金などは物件を探しているとよく見かける言葉ですが、実際にかかる費用はそれだけではありません。
その内訳と予算は以下のようになります。

敷金 家賃 1~2ヶ月
礼金 家賃 1~2ヶ月
仲介手数料 家賃 0.5~1ヶ月+消費税
前家賃(管理費・共益費含む) 契約月の翌月分の家賃
日割り家賃 契約月の日割り家賃
初回賃貸保証料 家賃 0.5~1ヶ月
家財保険料 毎年4千~1万円
鍵交換費用 1万~2万円
消毒料 1万円

東京都内の学生が住む家賃の相場が5万~8万円と言われています。
例えば、家賃が7万円の物件で計算すると最低でも約37万の費用がかかることになり学生には高額な出費ですよね。
もちろん契約の内容によっては必要のないものもありますが、初期費用は多めに予算を立てておく必要があります。

では項目別にその内容について詳しく解説していきましょう。

①敷金

敷金とは壁紙が破れたり、部屋を破損してしまった際の修繕費、家賃を滞納してしまった際の補填として前もって貸主に預ける費用です。退去時に残金が返金される事もあります。

②礼金

借し主が貸主に対して部屋を貸してくれたお礼の意味をこめて支払う費用です。このお金は返金されることはありません。

③仲介手数料

物件を借りる際に、仲介、もしくは紹介してくれた不動産会社に対して支払うお金です。

④前家賃(管理費・共益費含む)

初期費用としては、契約月の賃料(月の途中であれば日割り)に加え、翌月分の賃料も前もって支払うことが一般的です。
また、家賃に加えて必要なのが管理費・共益費。物件の維持やメンテナンス及び修繕費として、物件を借りている契約者が毎月支払う費用です。管理費・共益費は家賃に含まれている場合と別途請求の場合があります。契約時に確認しておきましょう。

⑤日割り家賃

契約した日が月の途中の場合、家賃を日割りにして前家賃とともに支払います。

例)家賃6万円(管理費込)の物件に4月16日に入居した場合
6万円÷30日(日割り計算)×15(入居日数)+6万円(5月の家賃)=9万円

⑥初回賃貸保証料

部屋を借りる際に連帯保証人がいない、もしくは連帯保証人不要の物件の際に必要となるお金です。
連帯保証人の代わりに保証会社と契約することによって、家賃が滞納した場合の建て替えをおこないます。初回契約時の費用として家賃の0.5~1ヶ月分かかります。保証会社によって内容は異なりますが、契約後も一定期間ごとの更新料、毎月の家賃に保証料がかかる場合などがあります。

⑦家財保険料

家財保険は火災保険の一種で、賃貸借契約において多くの場合、必須となる損害保険です。保険料は契約内容や物件により異なりますが、一般的には年間4千円~1万円ほどです。火災や水災時に家財を補償するだけでなく、家主に対する損害賠償をカバーする『借家人賠償責任』や他人への損害を賠償する『個人賠償責任』も含まれています。

⑧鍵交換費用

“前の入居者と同じ鍵だと防犯面に不安があるため、基本的に入居時に鍵は新しいものと交換するようになっています。
鍵のタイプによってかかる費用は変わり、相場は1万~2万円ほどです。

ピンシリンダーキー 1万〜1万5千円
ディスクシリンダーキー 1万〜1万5千円
ディンプルキー 1万5千〜2万5千円
カードキー 1万〜3万円

⑨消毒料

入居前に専門業者が害虫の駆除や侵入防止のための消毒液を室内に散布します。

一人暮らしの引越し料金

初めての一人暮らしの場合、最初は家具や家電が揃っておらず荷物が少ないため、比較的安く済みます。かかる費用は時期や荷物の量、輸送距離によって変わってきます。春先の3月、4月は特に新入生や新社会人など、引越す人も多く金額が割高になる傾向があります。

一人暮らしの引越しの場合
同一市内の引越し 約3万~7万
市外県内への引越し 約5万~10万
県外への引越し 約7万〜15万

荷物を運ぶだけでなく、梱包や特殊な荷物(楽器・観葉植物等)、家電の取付などのオプション次第でさらに引越し料金は変わってきます。

物件から退去する際にかかる費用

賃貸住宅で、すでに一人暮らしをしていて引越しをする場合には退去する際にかかる費用もあります。
例えばタバコによるヤニで汚れた壁紙、換気不足など不注意によるシミやカビ、家具を動かす際に傷つけてしまった床など、規定範囲外の修繕費用は入居時に支払った敷金から引かれ、足りない場合は追加で支払いが生じます。
また、いらない家具や家電の処分費用、ハウスクリーニング代、解約までの日割り家賃など念頭にいれておきましょう。

家具・家電・生活用品の購入にかかる費用


契約、引越しと終わっても新生活を始めるには家具や家電、生活用品を揃えなくてはいけません。何を買わないといけないのか、その必要性も踏まえて、種類別に予算の目安を立ててみてみましょう。

家電

必要度 予算
テレビ ★★  2万5千円~
冷蔵庫 ★★★ 3万円~
ガスコンロ ★★★ 1万円~
炊飯器 ★★★ 1万円~
電子レンジ ★★ 1万円~
電気ポット 5千円~
トースター 3千円~
掃除機 ★★★ 1万円~
洗濯機 ★★★ 3万円~
ドライヤー ★★ 4千円~
アイロン ★★ 3千円~
エアコン ★★★ 6万円~
扇風機・ヒーター ★★ 5千円~
照明 ★★★ 8千円~

照明やエアコン、ガスコンロなどは物件によって備え付けの場合もあります。洗濯機や冷蔵庫、レンジなどは必需品とも言える家電ですが安いものではないので予算の目処を予め立てておきましょう。

家具

必要度 予算
ベッド ★★ 1.5万円~
ローテーブル ★★ 4千円~
ソファ 1.5万円~
カーテン ★★★ 8千円〜
ラグ・カーペット ★★ 4千円~
テレビ台 ★★ 5千円~
収納チェスト ★★ 8千円~

家具は部屋の広さによって購入するものが変わってきます。
「いざ置いてみると、予想以上に狭くなった」とならないよう、必ず採寸をした後に購入するようにしましょう。

一人暮らしの初期費用を抑えるポイント


一人暮らしを始めた後も、足りないものがあったりと新生活にはいろいろとお金がかかります。できることなら費用はおさえておきたいところ。
少しでも初期費用を安くするいくつかポイントをご紹介いたします。

ポイント①ゼロゼロ物件

不動産を探していると目にする「ゼロゼロ物件」とは敷金、礼金が0円の物件のことをさします。3~4ヶ月分の家賃がかかる敷金・礼金がかからなくなると引越しの初期費用が大きくおさえられることになります。ですが敷金がないということは退去時に修繕費用を請求される可能性もあり、敷金がない理由を不動産会社にしっかりと確認しておきましょう。

ポイント②仲介手数料が半額以下

物件によっては、貸主がはやく入居者を決めたい場合に仲介手数料をすべて負担してくれていることがあります。最近では半額以下を売りにしている不動産もあるのでチェックしてみるとよいでしょう。

ポイント③自分で選ぶ家財保険

家を借りる際に、仲介の不動産会社から家財保険の案内をされることがほとんどです。しかし勧められた保険会社で必ず契約しなければならないという事はありません。共済などお手軽な価格の保険があるならばそちらを選びましょう。

ポイント④春を避ける

新生活の始まる春は賃貸契約や引越しの繁忙期なので比較的料金が高めです。しかし5月のGW開けから夏、そして10月から年末にかけての繁忙期を避けた時期は引越しの料金も安く、さらに賃貸の礼金の値下げ交渉ができることもあります。

ポイント⑤フリーレント物件

敷金礼金だけじゃなく、最初に日割り家賃や前家賃があるのも初期費用が大きくなる原因です。フリーレント物件とは、契約してから一定の期間家賃が無料の物件の事をいいます。不動産会社がキャンペーンをしている時もあり、約2週間から1ヶ月分の家賃がかからずに済みます。

ポイント⑥家具家電は最低限

家具や家電はテレビをみるか、布団とベットどちらで寝るか、などの生活スタイルによって必要なものとそうでないものが変わってきます。初めての一人暮らしで迷う場合は最初に買い揃えるのではなく必要に応じてゆっくり揃えていくのもおすすめです。
また、物件によってはエアコンや照明が初期装備として置いてあるところもあるので、不動産屋に確認してみるのもありでしょう。

初期費用を節約するならTOKYO β

TOKYO βには簡単に住み替え可能な安心・安全なシェアハウスを東京都内を中心に約1,200棟、16,000部屋を保有しています。各所、さまざまなシェアハウスをご用意しているのでご自身のライフスタイルに合った物件をみつけることができます。

【関連記事】トーキョーベータとは

サービスの特徴①「入居者のサポート」

入居者のための限定アプリや、シェアモビリティなど入居者様の生活環境を充実させるためのサービスを随時アップデートしております。

サービスの特徴②「住み替えシステム」

選んだ物件との相性が合わなかったり、他のエリアで暮らしたい際に、TOKYO βの物件に空室があれば、簡単な手続きのみで住み替え可能です。

サービスの特徴③「充実した設備と安心・安全」

TOKYO βのすべての物件が同じブランドで管理されているため、同じ住み心地、同じサポート体制で安心してご入居いただけます。

まとめ

いかがでしたでしょうか、引越しの初期費用は新生活を始めるには結構重たい出費ですよね。さらにここからこまごまとした生活用品も揃えていくとなると数万円は加算されます。
TOKYO β のシェアハウスならレンジや洗濯機に冷蔵庫、ベットなどの最低限の家具家電が最初から揃っているので、初期費用を抑えて初めての一人暮らしをする方におすすめです。本格的に一人暮らしを始めるための資金準備としてシェアハウスを利用する人も多くいるのでぜひ検討してみてください。


お問い合わせはこちら 物件検索はこちら

【関連記事】一人暮らしの水道代は平均いくら?各シーンでの節約方法も解説!

【関連記事】一人暮らしに必要なものとは?男女別や必要なものリストや注意すべきポイントを解説!

【関連記事】一人暮らし、シェアハウスの家賃相場は?一般的な賃貸アパートやマンションと比較してどのくらい安い?初期費用についても解説

森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。