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東京での一人暮らしの費用はいくら必要?生活費の節約方法も紹介

こんにちは、TOKYO β 担当の森岡です。「東京は物価が高い」「東京は家賃が高い」とニュースなどでよく言われていますが、東京で一人暮らしを始める人には、生活費が足りるのか不安になりますよね。実際にかかるおおよその金額を知っていれば、対策もたてられます。節約の方法などもあわせてご紹介しますので、参考にしてください。


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東京で一人暮らしするのに必要な費用は?

東京で一人暮らしをしようと思うと、ひと月に大体以下のような費用がかかります。

費用 項目 金額
固定費 家賃 91,000円※1
変動費 食料品 41,383円※2
固定費 水道光熱費 11,676円※2
変動費 家具・家事用品 5,145円※2
固定費 保健医療 7,660円※2
固定費 通信 6,815円※2
合計 163,679円

上記は生活におけるごく基本的な支出を計算したものです。生活費には月々ほぼ決まった支払いの金額がある固定費月々によって支払いの金額が変わる変動費があり、固定費には奨学金の返済費やサブスクリプション費、変動費には被服費や娯楽費などが加わることもあります。家賃や食費などは平均値であり、生活スタイルによって金額の差が大きくなる部分です。上記の表はあくまでも目安として考えるとよいでしょう。

※1 出典:suumo東京都の家賃相場情報/ワンルーム・1K・1DK/千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、台東区、墨田区、江東l区、品川区、目黒区の平均家賃
※2 出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 003 用途分類(総数) 都市階級・地方|2022年|地域区分:大都市

東京で一人暮らしをする際の家賃について

家計の支出を大きく占める家賃は、手取りの30%程度を目安にするとよいでしょう。内見して素敵な部屋を見てしまうと、少し無理してでも…となるかもしれませんが、そこはぐっと我慢です。マンションやアパートなどの物件を借りるときは、毎月の家賃が家計を圧迫しないように慎重に選ぶことが大切です。

エリア

東京はエリアによって賃貸の家賃にかなり違いがあります。山手線の内側にあたる、いわゆる都心と呼ばれる千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区といったエリアは特に高くなります。都心からはなれると家賃がさがってきます。たとえば都心で人気の千代田区のワンルームであれば平均約12万円のところ、都心から少し離れますが一人暮らしに人気の町、武蔵野市の吉祥寺であれば平均約8万円で借りることができます。

最寄駅

JR・東京メトロ・都営地下鉄などに加えさまざまな私鉄が乗り入れている東京。その分駅もたくさんあります。乗り入れている路線の数や、主要駅までの乗り換えの必要の有無などで駅の利便性にばらつきがあり、物件の最寄駅も家賃を左右します。まずは自分がどの駅を拠点に生活するのかを見定めることが肝心です。また、駅から遠くなるほど家賃は下がってきますが、駅の行き帰りに疲れない徒歩15分以内のほうがよいでしょう。

間取り

間取りも家賃に関係があります。一人暮らしだとワンルーム、1K、1DKの間取りに住むことが一般的です。

・ワンルーム/キッチンと居室にしきりがない部屋
・1K/キッチン(4.5畳未満)+居室1つ
・1DK/ダイニングキッチン(4.5畳〜8畳未満)+居室1つ

しきりのないワンルームの家賃が、1K・1DKに比べて5千円〜1万円ほど安く設定されています。1DKは3つのタイプの中では広くなりますが、1980年台頃に流行った間取りのため、築年数が古いことが多く、広さの割には家賃が低く設定されていることが多いです。自分が生活のどこに重きを置くか考えつつ検討しましょう。

東京で一人暮らしするのに必要な費用の内訳(家賃以外)

使途不明金が多い家計だと貯蓄もなかなか増えません。生活費の内訳をきちんと把握し、無駄の少ないバランスがよい家計をめざしましょう。

食料品

家賃の次に家計に占める割合の多い食料品費。通勤で疲れているとついついお惣菜に頼ったり、外食になることも考えられます。一人暮らしで、生活費が足りなくなってくると削られがちな部分ですが、健康でいるためにも工夫してやりくりを心がけましょう。

水道光熱費

水道光熱費はたとえ使用しなくても月々必ず基本料金が発生します。2022年の総務省の統計(大都市)によると、内訳は

電気代:6,265円
ガス代:3,199円
他の光熱:410円
上下水道料:1,801円

昨今の暑さだとなかなかエアコンを切るのも難しいところですが、電気のつけっぱなし、水の出しっぱなしなどに気をつけて無駄をなくしましょう。

家具・家事用品

家具・家事用品とは、家事用消耗品、寝具、家具などのことをいいます。シーツなど季節ごとに買う日用品などがここに含まれます。家具や洗剤などはこだわりの有無でかける金額が大きく変わります。ディスカウントストアなどを上手に使えば節約ができる部分です。

保険医療

一人で暮らしていると、後回しになりがちな保険。特に元気な若い人は今すぐ備える必要を感じないかもしれません。ただ、不意の病気や事故はいつ起きるかわかりません。不測の事態が起きても安心して暮らしていけるように「医療保険」や「就業不能保険」へ加入を検討しましょう。

通信

月々のインターネットのプロバイダ料や、スマートフォンにかかる費用などが通信費です。契約している会社や住んでいる物件に無料wi-fiがあるかなどで左右される費用です。

その他

総務省の統計には先に挙げた生活費の他に

被服及び履物:6,256円
交通・通信:19,299円
教養娯楽:20,397円

といった項目があります。交通費などは勤め先が出してくれることも多いでしょう。娯楽に関する費用は人によって大きく変わる部分ですが、生活には楽しみも大切。削りすぎてストレスがたまらないよう少し余裕を持って生活できるといいですね。

一人暮らしの生活費節約方法

節約した先にあるのは貯蓄です。月々の支払いで生活がカツカツになってしまうと貯蓄ができません。急な帰省や、冠婚葬祭などまとまったお金が必要になったり、突然のケガや病気などで働けなくなった時などに備えて貯蓄をしていきましょう。1年の貯蓄の目標額を決めると節約にも張り合いがでますよ。

家計の全体を把握する

大切なのは無駄遣いをなくすことです。自動販売機でつい飲み物を買ってしまう、コンビニで散財するといったことが家計をじわじわ圧迫していきます。家計簿アプリなどを利用してきちんと収支を把握しましょう。あまり使っていないサブスクリプションは解約する、習い事を検討するなどして、家計を見直していきましょう。使っていい金額が見える化してくると安心できますね。

食費の節約

総務省の統計によると大都市の一人暮らしの場合、1ヶ月の外食費の平均が10,613円です。自炊すると節約できます。毎日は難しくとも、週に1.2回はトライしてみて、次の日は余ったものをお弁当に入れるなど自炊のサイクルをつくっていきましょう。1週間単位で食費の上限を決めて、自炊と外食を組み合わせてもいいですね。

電力会社の見直し

水道光熱費の半分ほどを占める電気代。2016年に始まった電力自由化により契約する会社を選べるようになりました。夜から朝にかけての電気料金が安いなど、ライフスタイルによって節約になるプランを設定している会社もあります。また乗り換える人のためや、新生活応援など各社さまざまなキャンペーンがありますので検討するとよいでしょう。

通信会社の見直し

スマホの契約の見直しは大きな節約になる可能性大です。

・データ通信量のプランを見直す
・通話料のプランを見直す
・オプションを見直す
・大手キャリアから格安スマホに乗り換える

機種代金を抑えることも大切です。メインの使用が動画の閲覧くらいでしたら、特に高価格帯のものではなくても十分です。トレンドに流されず、自分のスタイルにあったものを選ぶとよいですね。

家賃

たとえば家賃を1万円さげることができれば年間12万円も節約できます。今借りているところが高すぎると感じているなら、引越すことも検討しましょう。 またシェアハウスなど賃貸とは違うスタイルの部屋に住むことも選択肢に入れみてはいかがでしょうか。シェアハウスは賃貸に比べて敷金礼金などの初期費用がかからない上、家具も備え付けであったり水道光熱費が共益費に含まれているところが多かったりと、節約にはもってこいです。最近では国際交流重視、趣味重視など、さまざまな種類のシェアハウスがあります。もちろんプライベートを重視した小規模シェアハウスも。ご自分の条件にあったところを探してみてもいいかもしれません。

生活費を抑えるならTOKYO βのシェアハウスがおすすめ

TOKYO βでは東京で3万円台からお部屋をご準備。初期費用も3万円のみで入居可能なので、費用の負担が少なく気軽に新生活をスタートできます。 また、安心・安全なシェアハウスを東京都内に1,000拠点15,000戸運営中。各所、さまざまなシェアハウスをご用意しているのでご自身のライフスタイルに合った物件をみつけることができます。

サービスの特徴①「入居者のサポート」
入居者のための限定アプリや、シェアモビリティなど入居者様の生活環境を充実させるためのサービスを随時アップデートしております。
サービスの特徴②「住み替えシステム」
選んだ物件との相性が合わなかったり、他のエリアで暮らしたい際に、TOKYO βの物件に空室があれば、簡単な手続きのみで住み替え可能です。
サービスの特徴③「充実した設備と安心・安全」
TOKYO β のすべての物件が同じブランドで管理されているため、同じ住み心地、同じサポート体制で安心してご入居いただけます。

参考:https://www.tokyobeta.jp/

まとめ

東京で一人暮らしに必要な費用をみてきました。東京はイベントや遊ぶ場所がたくさんあります。生活を楽しむためにも家計をやりくりすることは大切です。外食をやめて家飲みにしたり、電気を消してキャンドルにしてみたり、節約も楽しみながらできるといいですね。ぜひ東京の一人暮らしを満喫されてくださいね♪


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森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。