フリーランスにシェアハウスをおすすめする理由3つ!注意点を解説
賃貸契約の初期費用や家賃を抑えるため、シェアハウスを検討するフリーランスの方は多いでしょう。シェアハウスは、一般的なアパートやマンションに比べてコストを安く抑えられます。ただ、メリットだけでなく注意点があるのも事実です。
この記事では、フリーランスの方向けに、シェアハウスがおすすめな理由や利用時に注意すべきことを解説します。東京でおすすめのシェアハウスもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
フリーランスにシェアハウスがおすすめの3つの理由
フリーランスにシェアハウスがおすすめな理由は以下の3つです。一般的な賃貸契約では難しいことも、シェアハウスなら実現しやすくなります。
理由①:入居審査に通りやすい
フリーランスにシェアハウスがおすすめな理由の1つ目は、入居審査に通りやすいことです。収入がない駆け出しのフリーランスでも、部屋を借りやすくなります。
一般的な賃貸契約では、収入が不安定なフリーランスは入居審査に通らないケースもあるでしょう。特に駆け出しフリーランスは収入がほぼゼロの時期もあるため、入居審査が一段と厳しくなります。
シェアハウスは、金銭面より他人と共同生活できるかどうかに重きを置いています。協調性や一般的なマナーが備わっていれば、収入が不安定もしくは成果がほとんど出ていない状態でも審査に通りやすいのがメリットです。
理由②:コストを安く抑えられる
フリーランスにシェアハウスがおすすめな理由の2つ目は、コストを安く抑えられる点です。一般的な賃貸契約より、初期費用や家賃を安く抑えられます。
SUUMOが公表しているデータによると、東京の人気エリアにおけるワンルームの家賃相場は以下のとおりです。
人気エリア | 家賃相場 |
世田谷区 | 7.0万円 |
大田区 | 6.7万円 |
杉並区 | 6.8万円 |
中野区 | 7.5万円 |
練馬区 | 6.1万円 |
家賃の目安は収入の2、3割と言われています。6万円の物件を借りるなら、最低でも30万円の月収が必要です。
一方でシェアハウスなら、家賃2万円で借りられる物件が多くあります。東京23区の人気エリアと比べると、約3割の値段で借りられる計算です。
都心へ乗り換えなしでアクセスできる物件や、周辺にスーパーなどの店舗が立ち並んでいる物件も多いため、生活面も充実するでしょう。
理由③:他業種の人と交流できる
フリーランスにシェアハウスがおすすめな理由の3つ目は、他業種の人と交流できることです。自分と違う業種の人と交流すると、新たな発見が生まれるでしょう。
フリーランスは仕事の時間を自由に決められる反面、新たな出会いが見つかりにくい働き方でもあります。毎日一人で仕事を続けるのは、精神的に辛いときもあるでしょう。
シェアハウスには、似たような境遇の人が集まります。お互いに仲間として支え合うと、人間関係が構築されるだけでなく、仕事でも成果を出しやすくなるかもしれません。
【関連記事】不安を解消!シェアハウスの住民票はどうすればいいの?
シェアハウス利用時の3つの注意点
シェアハウスには数多くのメリットがありますが、利用時には注意点があります。シェアハウスで快適に生活するため押さえておきたいポイントです。
ここでは、シェアハウス利用時の注意点を3つご紹介します。
注意点①:他の入居者に配慮する
シェアハウス利用時に注意すべき点の1つ目は、他の入居者に配慮することです。一人ひとりに個別の部屋が与えられているものの、シェアハウスはあくまで他人との共同生活であることを忘れてはいけません。
フリーランスは仕事の時間が不規則なケースもあります。夜遅くまで仕事をしている方は、他の人に迷惑をかけないよう注意しましょう。
注意点②:共有スペースがあるシェアハウスを選ぶ
シェアハウス利用時に注意すべき点の2つ目は、共有スペースがあるシェアハウスを選ぶことです。共有スペースとは、入居者全員が利用できる設備を指します。
キッチンや水回りなどの共有スペースがあるシェアハウスがおすすめです。掃除を分担できるので、個人の負担が減ります。
リビングがあるシェアハウスなら、個室だけではなく共有スペースでも仕事ができます。気分転換になるだけでなく、同じ業種のフリーランスがいるときは相談しながら仕事を進められるでしょう。
注意点③:フリーランスが多いシェアハウスを選ぶ
シェアハウス利用時に注意すべき点の3つ目は、フリーランスが多いシェアハウスを選ぶことです。同じ境遇の人と交流を深められます。
自分以外にフリーランスがいないと、心細さを感じるでしょう。まったく違う境遇の人と一から人間関係を構築するのは難しいものです。
フリーランスという共通点があれば、気軽にコミュニケーションを取りやすくなります。同じ境遇の人がいるだけで、精神的にも安心できるでしょう。
コストを安く抑えたいフリーランスにおすすめのシェアハウスを紹介
シェアハウスはフリーランスにとって良いことづくめです。特に家賃が安いなど、金銭面で大きなメリットがあります。収入が不安定なフリーランスにとっては、出費を抑えたいと思うのは当然のことです。
ここでは、コストを安く抑えたいフリーランスにおすすめのシェアハウスを3つご紹介します。
- 梅島のシェアハウス:TOKYO β 梅島10
- 保谷のシェアハウス:TOKYO β 保谷1
- 竹ノ塚のシェアハウス:TOKYO β 竹ノ塚31
梅島のシェアハウス:TOKYO β 梅島10
TOKYO β 梅島10は、東京都足立区の東武鉄道伊勢崎線 梅島駅から徒歩13分の距離に位置しています。上野駅まで約16分など、都心へのアクセスが便利なエリアです。
家賃2万円、キッチンや洗濯機など共用設備も完備されています。シェアハウスの周辺にはスーパーや大型商業施設などが立ち並んでいるため、住んでいて困らないでしょう。
保谷のシェアハウス:TOKYO β 保谷1
TOKYO β 保谷1は、東京都練馬区の物件で、西武池袋線 保谷駅から徒歩18分の距離に位置しています。保谷駅から物件まで大通りを通るため、女性のフリーランスでも安心して住めるでしょう。シャワーやキッチンなど水回りの共用設備が完備されています。
池袋まで乗り換えなしで、約19分でアクセスできるエリアです。駅周辺には業務スーパーや飲食店が立ち並んでいるため、生活しやすいでしょう。
竹ノ塚のシェアハウス:TOKYO β 竹ノ塚31
TOKYO β 竹ノ塚31は、東京都足立区に位置している物件です。東武伊勢崎線 竹ノ塚駅から徒歩12分の距離にあります。キッチンなどの共用スペース完備、家賃は2万円とリーズナブルな値段で利用できる物件です。
駅東口はスーパーや飲食店などが軒を連ねています。食料や生活用品などを揃えやすい環境です。
東武スカイツリーラインを利用すれば、銀座や中目黒、渋谷方面に乗り換えなしでアクセスできます。
まとめ
シェアハウスはフリーランスに多くの恩恵をもたらします。一般的なアパートやマンションに比べ、初期費用や家賃が安く済ませられるのがメリットです。
収入が不安定もしくはほとんどない状態でも、入居審査に通りやすいでしょう。同じ境遇の人と出会いやすいのも、シェアハウスの魅力です。
コストを抑えたいフリーランスの方は、シェアハウスを検討してみてはいかがでしょうか。
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- この記事の監修者
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森岡 誠
(マネージャー)
- 保有資格
- 宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士
株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。