お金がなくても諦めない! 夢の東京上京を叶える7つの方法!上京費用を抑えるコツを紹介
上京を考えている人にとって一番気になるのはお金の面でしょう。敷金、礼金や引越し代金など、高額な費用が必要です。ある程度まとまったお金がない場合、上京するのが難しい場合もあります。
この記事では、お金がない場合でも上京する方法や、費用を抑えるコツをご紹介します。
上京費用の目安
お金がない場合でも諦める必要はありません。費用の目安を把握しておけば、上京に必要なお金を貯めやすくなります。
ここでは、上京にかかる費用を以下3つの項目でご紹介します。
東京都心だと初期費用の目安は38万円以上
初期費用とは、物件の賃貸借契約を結ぶ際に必要な費用です。
東京都都心の1Rを借りた場合の賃料の平均は約8万円なので、賃料を8万円と仮定すると、おおよそ以下の費用が発生します。
敷金(家賃1〜2ヶ月分) | 8~16万円 |
礼金(家賃1〜2ヶ月分) | 8~16万円 |
前家賃(家賃1ヶ月分) | 8万円 |
仲介手数料(家賃1ヶ月分) | 8万円 |
保証会社利用料 (家賃の50〜100%) |
4〜8万円 |
鍵交換手数料 | 1〜2万円 |
火災保険料 | 1.5万円 |
上記を合算すると、初期費用は最低でも38万円が目安です。
家賃によってはさらに高くなる場合もあるでしょう。
参照: SUUMO 東京都の家賃相場
引越し代金
引越し代金は、引越し時期や移動距離などによって異なります。繁忙期の2〜4月は引越し代金が高くなる傾向です。地方から上京する場合など長距離の引越しも、費用が高くなります。
SUUMOが公表しているデータによると、荷物が少ない単身者の引越し価格相場は以下のとおりです。
引越し時期 | 2〜4月 | 5〜1月 |
〜500km未満 | 57,666円 | 54,951円 |
500km以上 | 68,640円 | 64,519円 |
荷物が多い場合は、上記よりさらに引越し代金が高くなります。
参照:SUUMO 引越し見積もり価格はいくら?平均金額や業者の選び方、引っ越し費用を安くする方法
家電など生活用品の費用
家電や家具などの生活用品は、おおよそ以下の費用がかかります。
洗濯機 | 3万円 |
掃除機 | 5千円 |
テレビ | 3万円 |
冷蔵庫 | 3万円 |
電子レンジ | 1万円 |
炊飯器 | 8千円 |
ドライヤー | 5千円 |
ベッドなど寝具 | 2万円 |
机 | 3千円 |
それぞれ単品で購入すると高くなりがちです。洗濯機や冷蔵庫などがセットになっている「新生活セット」などを活用すると、10万円程度に抑えられるでしょう。
【関連記事】東京での生活費を下げる方法とは?一般的な平均データも紹介!
上京費用を抑える3つのコツ
お金がない場合でも上京するには、できるだけ費用を抑える必要があります。ここでは、上京費用を抑えるコツを3つご紹介します。
引越し業者に頼らない
上京費用を安く抑えるコツの1つ目は、引越し業者に頼らないことです。家族や友人に手伝ってもらいできるだけ自力で引越しすれば、費用を大きく削減できます。
荷物は最小限にまとめましょう。実家の車やレンタカー1台で持ち運べる程度の荷物にまとめると、引越しの負担も軽減に繋がります。
家電や家具のサブスクを活用する
上京費用を安く抑えるコツの2つ目は、家電や家具のサブスクを活用することです。期間を決めて借りるため、新品で購入するより安くなります。
ただし、あらゆる家具や家電のサブスクを利用すると、費用が高くなりがちです。優先度が高いものを厳選すれば、出費を抑えられます。
家賃が安くなる物件を探す
上京費用を安く抑えるコツの3つ目は、家賃が安くなる物件を探すことです。東京の相場では家賃が安くても、田舎に比べると高い場合があります。
特に都心部は家賃が高い傾向です。SUUMOが公表しているデータによると、世田谷区や港区など人気のエリアは、ワンルーム7.2~10.9万円程度です。
家賃が安い物件として、シェアハウスを検討してみてはいかがでしょうか。初期費用は10万円程度、家賃は3万~5万円程度と費用を抑えて上京できます。
お金がなくても上京できる7つの方法
お金がない場合でも上京する方法を7つご紹介します。
方法①:東京周辺の物件を借りる
お金がない場合でも上京する方法の1つ目は、東京周辺の物件を借りることです。東京23区にこだわらず、隣県の神奈川県・千葉県・埼玉県に住むことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
都心部ほど家賃が高くなる傾向にあります。隣県から東京へ働きに行く人は多くいるため、初めのうちは都心部から離れるのも1つの方法です。
方法②:友人や親戚の家に居候する
お金がない場合でも上京する方法の2つ目は、友人や親戚の家に居候することです。初期費用や家賃がかからなくなります。
大半の家電や家具が揃っているため、生活用品の購入費用を最小限に抑えられます。東京に友人や親戚がいる人は、お願いしてみてはいかがでしょうか。
方法③ゼロゼロ物件・フリーレント付き物件を借りる
お金がない場合でも上京する方法の3つ目は、ゼロゼロ物件・フリーレント付き物件を借りることです。ゼロゼロ物件とは、礼金・敷金がゼロの物件です。フリーレント物件とは、一定期間の家賃が無料で住める物件のことで入居から最初の1~3ヶ月分の家賃が無料になることもあります。
これらの物件であれば、初期費用を大幅に抑えることができます。
方法④住込、または社寮や社宅のある職場を探す
お金がない場合でも上京する方法の4つ目は、住込、または社寮や社宅のある職場を探すことです。住込の仕事であれば、家賃がかからず、生活費を節約することができるのでお金がなくても上京しやすい環境が整っています。また、社寮や社宅のある会社であれば、家賃が補助される場合もあるので、生活費を安く抑えられるのが魅力です。
職場によっては家賃無料の場合もあるので、就職を期に上京するのであれば職場選択から検討してみても良いかもしれません。
方法⑤:ゲストハウスを利用する
お金がない場合でも上京する方法の5つ目は、ゲストハウスの利用です。ゲストハウスとは、短期間の利用が可能な宿泊施設を指します。
ホテルのようなおもてなしサービスはないものの、格安で宿泊できるのがメリットです。家電や家具などの生活用品が備わっているため、新規で購入する必要がありません。
方法⑥:友人とルームシェアをする
お金がない場合でも上京する方法の6つ目は、友人とルームシェアをすることです。ルームシェアとは、友人や知人、または全くの他人同士で賃貸物件を借りて、家賃や生活費を分担しながら共同生活をする住居形態です。
多くの場合、友人とルームシェアをすることが多く、気心がしれた相手と一緒に暮らすので、費用の削減の意味だけでなく、孤独感の解消や、すぐに相談できる相手がいるという心のサポートにもなります。
方法⑦:シェアハウスに住む
お金がない場合でも上京する方法の7つ目は、シェアハウスに住むことです。シェアハウスとは、複数人で共同生活を送るスタイルです。
お金がない場合でも上京したい方にとって、初期費用や家賃、生活費の高さはネックでしょう。しかしシェアハウスなら、初期費用3万円で入居できる物件があります。さらに家賃を安く抑えつつ、生活費も節約できるのが魅力です。
【関連記事】シェアハウスのメリット・デメリットとは?失敗しないための”3つ”のポイントも解説
上京費用を安くできるおすすめのシェアハウスを紹介
シェアハウスのメリットは、出費を抑えられることだけではありません。似たような境遇の人と出会える可能性があるため、新しい人間関係が生まれやすくなります。
ここでは、上京費用を安くできるおすすめのシェアハウスを3つ紹介します。
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- 下高井戸のシェアハウス:TOKYO β 下高井戸5
- 竹ノ塚のシェアハウス:TOKYO β 竹ノ塚19
- 舎人のシェアハウス:TOKYO β 舎人1
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下高井戸のシェアハウス:TOKYO β 下高井戸5
TOKYO β 下高井戸5は、東急世田谷線 松原駅から徒歩 11分、京王線 桜上水駅から徒歩 13分に位置します。
下高井戸駅前は賑やかな商店街や、スーパーマーケット(「西友」)があります。
竹ノ塚のシェアハウス:TOKYO β 竹ノ塚19
TOKYO β 竹ノ塚19は、東武伊勢崎線 竹ノ塚駅から徒歩10分で、池袋まで約40分。乗換1回で都内へアクセスできます。
竹ノ塚駅前は、スーパーや大型商業施設(イトーヨーカドー)もあり、お買い物に便利です。飲食店も充実しているので外食派の方にもおすすめの町です!
舎人のシェアハウス:TOKYO β 舎人1
TOKYO β 舎人1は東京都足立区入谷に位置する物件です。日暮里・舎人ライナー 見沼代親水公園駅から徒歩17分、舎人駅から徒歩 19分の距離に位置します。
舎人駅周辺には、24時間営業のスーパーや、専門店(しまむら・ユニクロ)などがあり、お買い物に便利なお店が点在しています。
周辺には街路樹が多く、のどかな街並みです。
まとめ
お金がない場合でも上京できます。業者に頼らず自力で引越したり、家電や家具のサブスクを利用すれば、費用を安く抑えられるでしょう。
ただ、東京の物件は家賃が割高になりがちです。お金がなくても上京するなら、初期費用や家賃が安いシェアハウスを検討してみてはいかがでしょうか。
【関連記事】東京に住むなら何を基準に選ぶべき?一人暮らしにおすすめの街9選!
- この記事の監修者
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森岡 誠
(マネージャー)
- 保有資格
- 宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士
株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。