ホーム > お知らせ・コラム > 大学生の一人暮らしはどんな感じ?部屋選びのコツや初期費用などを徹底解説!

大学生の一人暮らしはどんな感じ?部屋選びのコツや初期費用などを徹底解説!

大学への進学をきっかけに一人暮らしをはじめる学生さんは多くいらっしゃいます。ひとり暮らしで得る経験は新たな成長や自立心を育む貴重な体験です。しかし、実家ぐらしとは違って自由に生活できるのと同時に、自分で家事をしてお金のやりくりが必要になってくるので不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 ひとり暮らしといえば、まずは部屋選び。「どんな部屋を選んだら良いのか?」「費用はいくらかかるのか?」大学生のひとり暮らしに関する情報をもとに徹底解説!ひとり暮らしを踏み出す準備をサポートします。


お問い合わせはこちら 物件検索はこちら

部屋選びの際に重要視したい3つの要素

最初のステップである「部屋選び」にはポイントが大きく3つあります。

1:家賃

大学に行きながら、学費同様に毎月かかる大きな出費が家賃です。
2022年に全国大学生活協同組合連合会が実施した「学生生活実態調査」によると家賃の平均は4万~4万5千円と出ています。
東京は家賃相場が一番高いエリアですが、少し都心から離れると家賃は安くなりますし、4万円代の物件は十分に見つけることが可能です。

参照:全国大学生活協同組合連合会/第58回学生生活実態調査 概要報告

2:間取り

予算によるところもありますが、基本的にひとり暮らしの場合は最低限のスペースがあれば十分です。ワンルームや1K、少し広い1DKがおすすめです。
大学生の暮らしているワンルームの広さは約18㎡~20㎡が多く、その中にキッチンやトイレ、お風呂が含まれているので実際に暮らす部屋は6畳~8畳程度です。
6畳あればシングルベッド、小さなテーブルやPC机などが十分に置ける広さです。

3:立地

大学生にとって、学校やキャンパスへのアクセスは最も重要なポイントです。
立地が良く、生活の利便性が良いと時間も有効に使えますし、大学に近いほど安全面でも安心です。
駅などの交通機関や、大学までのかかる時間などを考慮してできるだけ移動のしやすい立地を選びましょう。

家賃を抑えるための部屋探しのコツはある?

学生はなにかとお金がかかるもの、できるだけ毎月の出費は抑えたいところですよね。
その大きな割合を占めるのが家賃、少しでも家賃を抑えるためにはどうしたらよいのでしょうか?

1:バス・トイレが一緒の物件を探す

「バス・トイレ別」の物件は人気が高く、バス・トイレが一緒の物件より1~2万円高くなる事もあります。よくホテルにある、トイレと洗面、お風呂が一緒になっている3点ユニットバスのお部屋は比較的安く家賃を抑えられます。

2:大学までの距離で探す

大きな節約とは異なりますが、日々の交通費もまた生活の負担となる出費です。
多くのひとり暮らしをしている大学生が片道通学20分~30分の立地で部屋を探しています、通学距離が近いほど交通費も安くなるので部屋を探す際には注目するポイントとなります。
徒歩で20分だと約1.5km、まずは大学から半径1.5kmで探してみるのも良いかもしれません。

3:シェアハウスを検討する

一戸建てやマンションの各部屋を借りて、キッチン・トイレ・浴室など水回りを共用する物件のことをシェアハウスといい、水道光熱費を含めて5万円ほどで住居を借りられます。賃料が大幅に安くなるので、立地も好きに選べて金銭的な余裕をもって生活することが可能になります。
物件によってはwi-fiも完備してあり通信費を抑えることもできます。
一般的なひとり暮らしをするよりも3万~4万ほど毎月の出費を抑えることができるので予算重視の場合、有力な候補になります。

ひとり暮らしと違い、知らない人との共同生活となるので向き不向きはありますが、はじめてのひとり暮らしだと誰かが近くにいるというのは防犯面でも精神面でも安心できるポイントです。

【関連記事】上京するならシェアハウスがおすすめ!費用や注意点を解説

住みたい物件の候補を選んだ後の流れ

不動産や、不動産サイトなどで住みたい物件の候補を選んだら、次は不動産会社を通して部屋の内見にいきましょう。
内見は部屋を見るためだけではなく、ほかの住民やマンションの雰囲気や管理状態、周辺環境を知るために重要になります。
内見場所が遠い場合、最近ではオンラインでの内見が可能な不動産もあるので相談してみましょう。
物件が決まったら重要事項等の説明を受け、物件契約をする流れとなります。

一人暮らしの初期費用はいくら?

実際に家が決まったら今度は引越しです。ひとり暮らしで一番お金がかかるのがこの時の初期費用、まとまったお金が必要となるので事前にいくらぐらいになるか目安がほしいところですね。一般的に初期費用は家賃4ヶ月~6ヶ月が相場とされています、ではその初期費用について詳しく解説していきましょう。

1:賃貸契約費用

不動産に支払わなければならない賃貸契約の費用があります。
家賃5万円と仮定した場合その内訳は以下のようになります。

  • 敷金(家賃1〜2ヶ月分)…5〜10万円
  • 礼金(家賃1〜2ヶ月分)…5〜10万円
  • 前家賃(家賃1ヶ月分)…5万円
  • 仲介手数料(家賃1ヶ月分)…5万円
  • 保証会社利用料(家賃の50〜100%)…2.5〜5万円
  • 火災保険料…1〜2万円
  • 鍵交換手数料…1.5万円

敷金礼金は物件によって大きく変わります、安く抑えたい場合は敷金礼金0の物件など不動産会社に相談してみるのもよいでしょう。

2:引越し費用

引越は時期や距離によってかかる費用が変わってきます。新生活の時期2月~4月に引越する人が多く、この時期は費用が高くなる傾向があります。
最低限の荷物をもって引越をする場合、単身者の引越しの相場価格は以下のようになります。

引越し時期 2〜4月 5〜1月
〜500km未満 約5.8万円 約5.5万円
500km以上 約7万円 約6.5万円

荷物が多ければ多いほど、もちろん引越し費用はあがりますので引越し先で購入するものなど考えながら準備するとよいでしょう。

3:最低限の家具家電の費用

はじめてのひとり暮らしの場合、家具は持ち込めても家電は一から買うことが多くなります。
家電はまとめて買うと高額な出費になりがちです、何が必要なのか確認しておきましょう。

  • 洗濯機…3万円
  • 掃除機…5千円
  • テレビ…3万円
  • 冷蔵庫…3万円
  • 電子レンジ…1万円
  • 炊飯器…8千円
  • ベッドなど寝具…2万円
  • ドライヤー…5千円
  • 机…3千円

実家から持っていけるものはもっていき、必要なものはフリマアプリやリサイクルショップを利用すると費用を抑えることができます。春になると家電量販店などで売られている「新生活セット」なら10万程度で必要家電が揃えられる事もありますので活用してみましょう。

【関連記事】お金がないけど上京する方法5つ!上京費用の目安や費用を抑えるコツを紹介

引越しまでにやることとは?

新生活をスムーズに開始するためにも必要な準備があります。

・住所変更手続き
新しい住所を市役所や郵便局に提出して、住所変更をしましょう。
また、銀行口座、免許証、保険、クレジットカードなどの重要な書類の住所も必要に応じて変更しておきましょう。

・電気、ガス、水道の開通申し込み
引越す前に申し込んで、入居時にはすでに使えるように手続きをしておきましょう。初日からお湯が出ない、電気がつかない、とあっては生活に支障がでてしまいます。

・インターネットの契約
インターネットの契約は申し込んでから1ヶ月以上かかる事があるので、余裕を持って申し込みましょう。

大学生の一人暮らし、部屋づくりのポイント

1Rの場合、多くは6畳程度の部屋であることがほとんどです。シングルベッドや机など最低限の家具を置くことには困りませんが、十分な広さがあるわけではありません。レイアウトや家具を工夫して過ごしやすい部屋づくりをするためのポイントをいくつかご紹介します。

【関連記事】おしゃれな部屋作りのコツは?おすすめコーディネート例・アイテムなどをご紹介!

1:最初から全ての家具をそろえようとしない

はじめてのひとり暮らし、素敵な家具で新生活を始めたくなるものですが生活を始める前に全部買い揃えてしまうと思わぬ不便が生まれることがあります。
思った以上に狭くなった、使いにくい、必要なかったかもしれないと後悔しかねません。家具は安いものではない上に、処分しようにもひと手間かかってしまいます。
実際に暮らしていく中で必要と思ったもの、サイズ感を把握しながら徐々に増やしていくことをおすすめします。

2:背の低い家具を選ぶ

背の高い家具が多いと部屋に圧迫感がうまれ狭く感じることがあります。
家具を置く場合は手前に低い家具、奥に行くほど背の高い家具を置くと部屋に遠近感が出て広く感じられます。

3:多目的に使える家具

限られたスペースの中で衣食住を送ることになり、それぞれのスペースはゆとりをもって確保しておきたいところ。
生活を続けるほどに荷物は必ず増えてくるので最初は余裕を持っておきたいですよね。
家具を工夫することによってスペースを確保しておきましょう。
例えば収納付きのベッドだと洋服や物を見せずに収納できます。
テーブルは一人のときと来客時に合わせて折り畳めるものや、カラーボックスをテレビ台に利用することで収納を兼ね備えて使えます。

シェアハウス探しなら TOKYO<β>がおすすめ

TOKYO β は安心・安全なシェアハウスを東京都内に1,000拠点15,000戸を運営中。もし、選んだ物件と相性が合わなかった時は、TOKYO β の物件に空室があれば簡単に住み替えも可能です。また、入居者様限定のアプリなどもご用意。シェアハウスに関するさまざまなノウハウを蓄積しているTOKYO β だからこそできるサポートのもと、安心してシェアハウスでの生活をお送り頂けます。

まとめ

今回は大学生のひとり暮らしについて、事前に知っておきたいポイントをまとめてみました。
大学生活により集中できるようにするためにも、環境の良い部屋探しが大切です。
毎月の生活費も予算管理が重要な課題です、バイトをするなら家の近くにバイト先があるかどうか、など事前に計画を立てながら新居を探してみるとよいでしょう。


お問い合わせはこちら 物件検索はこちら

【関連記事】一人暮らしに必要な家具・家電は?費用や選び方のポイントなどをご紹介

【関連記事】シェアハウスの光熱費の支払い方をわかりやすく解説!定額なら一人暮らしよりもお得です

【関連記事】東京での一人暮らしの費用はいくら必要?生活費の節約方法も紹介

森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。