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一人暮らし向けのウォーターサーバーとおすすめな選び方を紹介!

こんにちは!TOKYO β コラム担当の森岡です。
最近ウォーターサーバーを利用されている方が増えていますね。毎日の飲料水やお茶、お料理の水がいつでも手軽に使えて、しかもおいしい!さらに冷水や温水など常に快適な温度で利用することもできます。そんなウォーターサーバーのメリット・デメリットとは?詳しくご紹介します。。

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一人暮らしでウォーターサーバーを使うメリット

手軽においしい水が飲めるウォーターサーバーは、一人暮らしを快適にするアイテム。エコや災害時の備蓄にもなります。

  1. メリット1:便利さと快適さ
  2. メリット2:おいしい水が飲めて、エコにも貢献
  3. メリット3:災害時の備蓄になる

メリット1:便利さと快適さ

水は毎日飲むもの。健康のために積極的に水を飲んでいる方もいるでしょう。せっかく飲むのなら水道水よりおいしい水をと、ペットボトルで天然水などを購入されている方も多いのでは。しかしスーパーやコンビニで買うと重くて運ぶのが大変。特に女性には重労働です。通販でまとめ買いは置き場所に困ることも。そんな不便さを解消、手軽においしい水が手に入ることがウォーターサーバーの大きなメリットです。水がボトルなどで定期的に届き、冷水も温水も使いたい時に使えて快適。特に温水は「ちょっとコーヒーが飲みたいな」という時に必要な分だけ使えて、お湯を沸かす手間が省けてムダもありません。料理をする時にも温水を使えば時短になります。

メリット2:おいしい水が飲めて、エコにも貢献

おいしい水が飲めるのもメリットのひとつ。メーカーによって天然水とRO水のどちらかがラインナップされています。天然水は自然の水を汲み上げ処理したもの。RO水は水を逆浸透膜(RO)というフィルターでろ過した水のことで、不純物が取り除かれた綺麗な水です。
水のボトルは、メーカーが回収するものと使い捨ての2タイプ。回収されたボトルは繰り返し再利用されるので、環境にもやさしいですね。また、どちらのタイプもペットボトルの消費が減ることで、プラスチックゴミの削減にもつながります。

メリット3:災害時の備蓄になる

台風や地震、水害などいつ起こるかわからない災害。ライフラインが停止し、水道が使えなくなった時ウォーターサーバーがあると助かります。ウォーターサーバーのボトル容量はメーカーや機種にもよりますが大体12リットル、卓上のコンパクトタイプで7リットルほどですので、ライフライン復旧までの数日をしのぐこともできます。
大規模な災害に備えて農林水産省では、1人1日3リットル×3〜7日分の水の備蓄を推奨しており、ウォーターサーバーを利用していれば、推奨の備蓄量もクリアできます。ウォーターサーバーのように普段の生活で使いながら備蓄することを「ローリングストック」といい家庭での備えに適した方法として推奨されています。

参照:農林水産省:災害時に備えた食品ストックガイド

一人暮らしでウォーターサーバーを使うデメリット

設置や保管のスペース、ランニングコストがかかるなど気になるデメリットもご紹介します。

  1. デメリット1:設置、ボトル交換にスペースを取る
  2. デメリット2:ランニングコストがかかる

デメリット1:設置、ボトル交換にスペースを取る

ウォーターサーバー本体とストックのボトルを保管するスペースが必要となりますが、一人暮らしの賃貸住宅では部屋がそれほど広くないので、場所を取るということがデメリット。ウォーターサーバーを使用するには電源も必要なので、コンセントの位置によっては「置けない」「使いづらい」といった問題もありそうです。また、ウォーターサーバーにはボトル交換の作業が必要になります。水ボトルの一般的な容量は12リットル、12Kgあります。上部にボトルがあるタイプでは持ち上げることになり、狭いところでの作業は危ないです。足元交換タイプであっても重い水を安全にセットする十分なスペースが必要になります。

デメリット2:ランニングコストがかかる

ウォーターサーバーは月々のランニングコストがかかります。
・水代:12リットルで約2,000円〜
・サーバーレンタル代:0円〜3,000円台
・電気代:約400円〜約1,500円
・配送料:無料のメーカーが多い(北海道や沖縄・離島などは送料が発生する場合も)
多くのメーカーが独自の価格設定をしているので、おおよそとはなりますが上記のような費用がかかり、月に3,000円台というのが平均的なランニングコストです。
自分の暮らし方にとってコスパの悪いものになっては残念です。家計に照らし合わせて検討しましょう。

後悔しない一人暮らしでのウォーターサーバーの選び方


ウォーターサーバー選びのポイント6つをご紹介。各メーカーの特徴を知るため、試飲会に行くのもおすすめです。

  1. ウォーターサーバーのタイプ
  2. コスト
  3. ノルマの有無
  4. 配達日の指定
  5. ボトル交換の利便性
  6. デザイン

ウォーターサーバーのタイプ

ウォーターサーバーには、宅配ボトルを使用する「宅配型」と自宅の水道水を使用する「浄水型」があります。どちらのタイプが自分のスタイルにマッチしているか確認しましょう。
宅配型の良いところは、水が定期的に届いて手間がいらないこと。天然水など自分の好きな水を選ぶことができること。ただし、飲む分の水を注文しないとけないので、たくさん必要な方はそれだけ費用がかかってしまいます。
浄水型の良いところは水の保管場所がいらないこと。水を購入しないのでコスパがいいこと。その代わり、使ったら自分で水を補充しないといけないことが面倒。停電時には使用できないので、災害時の備えとしては注意が必要です。

コスト

初期費用やランニングコストはどれくらい必要かを確認しましょう。ネットには比較サイトがたくさんあります。気になるメーカーがあったら、チェックしてみましょう。
主に必要なのが「サーバーのレンタル代」「水代」「電気代」「配送料」。浄水型の場合は水代は不要ですが「フィルター交換費用」があります。メーカーによっては、サーバーのレンタル代や配送料が無料だったり、キャンペーンを行なっているところも多いので、こまめにチェックしてお得に利用しましょう。月々の費用が安いと思っても「初期費用」「メンテナンス料」や「サポート料」、水ボトルの「配達休止料」など様々な費用がかかることもあるのでしっかり確認しましょう。

ノルマの有無

ウォーターサーバーのノルマとは定期的に購入しなければならない水の量のことです。ノルマ無しの場合は、好きなタイミングで好きな量を注文できますが、有りの場合は「月○本〜」や「○週間ごとに○本」という感じで設定されています。ノルマの量が自分に合っていないと、消費しきれずストックがどんどん溜まっていくことに…。
配送を一時停止できる、スキップ制度のあるメーカーだと調整ができて安心です。このスキップのサービスも無料と有料のところがあり、無料であってもスキップが連続すると料金が発生することもあるのでチェックが必要です。ノルマはメーカーごとに違うので、自分の消費ペースとマッチしたメーカーを選ぶようにしましょう。

配達日の指定

配達日の指定や変更のしやすさを確認しましょう。不在時に水が届いては受け取れませんし、回収するタイプのボトルで利用している方は、使用済みのボトルを引き取ってもらことができません。ウェブサイトや専用アプリから簡単に調整できるようサポートが整っていればとても便利。ひとり暮らしには重要なチェックポイントです。

ボトル交換の利便性

ウォーターサーバーのボトルはサーバーの上にセットする「上置き」と下にセットする「下置き」の2タイプがあります。重いボトルをセットすることになるので、実際に使うときの利便性を確認することも大事なポイントです。
上置きタイプは12kgの水を持ち上げるパワーが必要。なるべく交換時の作業が簡単なものが安全で安心です。卓上タイプの上置きなら、ボトルが7リットル程と軽いのでラクに交換ができます。
下置きタイプはボトル交換が比較的手軽です。専用のバスケットに入れ、スライドさせて設置など水の重さに苦労することは少ないです。ただし、中腰やしゃがんで作業することになるので、疲れやすく感じる人もいるかもしれません。

デザイン

ウォーターサーバーを取り扱うメーカーも年々増え、デザインのバリエーションも増えてきました。ちょっと昔のウォーターサーバーといえば、頭に大きな水のタンクがあり赤と青のレバーがついているという、おしゃれさよりも実用性が前面に出た佇まいのものが多かったですが、今はどんどんスリム化されデザイン性もアップしています。インテリア家電としてリビングの一角に置けるようなものも増えています。一見するとウォーターサーバーとは思えないようなシンプルなもの、ブラックやマットなカラーリングで高級感をだしたもの、デザイン性を高めることに特化したものなど。毎日使うものなので気分が上がるような、お気に入りのものを選びたいですね。

ウォーターサーバーのコストを抑えるならシェアハウス


TOKYO β のシェアハウスには、生活に必要な家具や家電が最初から揃っており、共益費には水道代、電気代なども含まれています。水道光熱費が家賃に込みのシェアハウスですから、追加でコストがかかってしまうウォーターサーバーを使いたいというシチュエーションは、あまりなさそうです。また、大きな家電を置きたい場合は、大家さんや管理会社の許可が必要となります。
ですが、小さな家電なら自分の部屋に持ち込むことも可能なので、室内にコンパクトな卓上タイプを置くケースはあるかもしれませんね。その場合もシェアハウスごとにルールがあるので、利用したい家電がある場合は大家さんや管理会社に必ず相談してくださいね。

まとめ

ウォーターサーバーはおいしい水を手軽に楽しめ、使いながら備蓄するローリングストックという方法で災害に備えるメリットまであることがわかりました。一方、本体やストックが場所を取る、コストやノルマの負担というデメリットもあり、複数のメーカーと比較検討をすることが大切ということもわかりました。
「便利」という声もよく聞きますし、一人暮らしのクオリティを上げてくれるアイテムなのは間違いなさそうです。


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森岡 誠
この記事の監修者

森岡 誠

(マネージャー)

保有資格
宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士

株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。