独身女性が老後にシェアハウスに住むことは可能?メリット・デメリットからおすすめ物件まで紹介
こんにちは、TOKYO β コラム担当の森岡です。 近年独身の「おひとりさま」としてご自分の人生を謳歌されている方もたくさん。ただ、保証人などの関係で40代に入りマンションの更新ができなくなったなどポツポツ聞きます。住まいの選択のひとつ、シェアハウスのメリット・デメリットを紹介します。
高齢「おひとりさま」増加による課題
内閣府の令和4年版高齢社会白書によると、現在65歳以上の一人暮らしの方は増加傾向に。人口に占める割合は男性 15.0%、女性 22.1%。高齢の「おひとりさま」として暮らしていらっしゃる方は珍しくなくなりました。楽しく過ごされている方々がいる一方で、孤独や認知症、生活資金の不足といった問題に悩む方も少なくありません。年齢があがっていくにつれて病気などの心配も出てきます。引きこもりがちな高齢の独身の方が、どのように社会と関わり生き生きと暮らしていくかが課題となっています。
参照:令和4年版高齢社会白書
独身女性がシェアハウスに住むのは可能?
国土交通省の調査から、シェアハウスに住んでいるのは半分以上が単身の女性だということがわかります。年齢は20代〜30代が中心ですが、40代以降の年代の方がいないわけではありません。むしろシェアハウスがテレビドラマなどから認知が広まってきた今、前項の「孤独」「生活資金」といった問題の解決としてシェアハウスでの暮らしを選ぶ人は増えているといえるでしょう。
参照:国土交通省 シェアハウスに関する市場動向調査結果について
老後にシェアハウスに住むという選択
生活スタイルが多様化した現代、独身女性とひとくちにいってもさまざま。実家暮らし、賃貸暮らし、分譲マンションの購入に踏み切る人も。そんな中、選択肢のひとつとしてシェアハウスがあります。年齢がすすむにつれて人づきあいが固定化し、減っていくことが多いもの。自然と人とつながれるシェアハウスは魅力的ですよね。
独身女性がシェアハウスに住むメリット・デメリット
メリット
・年代、価値観などさまざまなタイプの人に出会うことができる
・防犯面で安心感がある
・体調を崩した時などに気づいてもらうことができる
・賃貸より初期費用が安く、また家賃に光熱費込みの物件も多いため生活費を節約できる
歳を重ねるにつれ、新しい知り合いをつくるのが難しくなってくるもの。シェアハウスなら新しい出会いがあることでしょう。またシェアメイトさんがいれば、防犯や急激な体調悪化など、一人暮らしだと不安な部分も助け合うことができますね。なにより「生活費の節約」ができるのは大きなメリット。貯蓄や趣味に回せるお金が増えるのはありがたいですよね。
デメリット
・一人暮らしが長い人は共同生活に慣れるのに時間がかかることがある
・年齢制限のある物件が多めである
年齢があがってくるとライフスタイルや価値観が固まってくるもの。年代もバックグラウンドも違うシェアメイトさんと共に暮らすことになかなか慣れないということも。またシェアハウスの多くが35歳・40歳までといった年齢制限を設けているため、40代以上の場合物件探しに少々手間取るかもしれません。
独身女性が居心地のいいシェアハウスの条件は?
・学生が少ない(近くに専門学校や大学がない)
・シェアメイトの年齢層が高め
・設備が充実している(賃料が高め)
40代以上の独身女性が心地よく暮らすためには、社会人で年齢層が高めのシェアメイトさんが多く住んでいる物件を探してみましょう。学生さんの割合が高い場合、生活スタイルに違和感を覚える可能性があります。
また賃料が低めだと居住者の年代も若くなりがち。設備の充実した賃料が高めの物件は30代以上の方が利用することが増えてくるので過ごしやすくなるでしょう。
独身女性がシェアハウスを選ぶ時のポイント
ポイント①お互い様の気持ちを持てるか
シェアハウスでは基本的に人付き合いが発生します。挨拶や世間話程度のコミュニケーションは必要ですし、また水回りが共用のことが多いためあまり神経質な人も向いていません。自分がお互い様の気持ちを持てるかをまず考えてみましょう。
ポイント②プライバシーを確保できるか
シェアハウスには相部屋タイプのものなどもあります。部屋によっては鍵がついてないことも。落ち着いて暮らすためには鍵付きの個室を探しましょう。シェアハウスの多くは家具が備え付け。自分らしいインテリアをプラスして、一人時間も楽しめるといいですね。
ポイント③年齢や性別などの制限の有無
物件によって年齢や性別に制限が設けられていることがあります。最近は40代・50代もOKだったり、60代以上のシニアを募集しているシェアハウスなども増えてきています。シニアの方は自分で身の回りのことができて元気なことが要件に含まれていることも多く、事前に調べておくことが重要です。
ポイント④内覧は必ずする
サイトの写真でもある程度は物件の雰囲気がつかめますが、必ず内覧しましょう。男女比、年齢層、シェアハウス内のルール、実際の水回りなどを確認。また担当の人が相談しやすいかどうかも心地よく暮らす上で重要です。
シェアハウスに向いている独身女性のタイプって?
実際のところ、どんなタイプの人がシェアハウスに向いているのでしょうか。
・コミュニケーションが好きな人
・自分の好きなことを優先したい人
・将来のためにしっかり貯蓄したい人
・お掃除や片付けが苦手な人
シェアハウスを利用する人は様々。これまでに出会ったことのないタイプの人と友達になれたら素敵ですよね。また初期費用や月々の生活費(家賃+水道光熱費)が一般の賃貸より安くすむため、推し活に励むなど、貯蓄のペースを早めることも可能です。あとは、お掃除が苦手な方。基本的に共用部分の掃除は管理会社がしますので自分の部屋だけ片付ければいいというのは嬉しいですね。
独身女性におすすめのシェアハウス物件
おすすめ物件①TOKYO β 西荻窪5
TOKYO β 西荻窪5はJR中央線「西荻窪駅」徒歩14分。JR総武線も乗り入れています。さらに11ものバス路線があり、利便性の高い駅です。住み心地が良すぎて一度住むと離れられない場所と言われる西荻窪。治安が良く、街並みがレトロで可愛らしい雰囲気なのが魅力です。
おすすめ物件②TOKYO β 北千住4
TOKYO β 北千住4は東京地下鉄千代田線「北千住駅 」徒歩10分。池袋まで約20分、新宿まで約29分。その他、東京メトロ日比谷線・東武伊勢崎線・つくばエクスプレスの4路線利用可能でアクセス抜群です。共用スペースにゆったりしたお風呂がありますので、一日の疲れをとるのにピッタリ。
おすすめ物件③TOKYO β 舎人16
TOKYO β 舎人16は日暮里・舎人ライナー「舎人駅」徒歩11分。駅周辺にはスーパーや100均ショップ、ユニクロなど生活に必要なものがすべて揃います。2008年開業の新しい駅のため、道が広く歩きやすいです。住宅街で街灯が多く、夜道でも安心です。
シェアハウス探しなら、TOKYO β がおすすめ
東京にシェアハウスが1,000拠点も!
安心・安全な3〜7万円の物件が、東京都内に約1,000拠点。39歳まで入居可能という制限はありますが、家賃の負担が少なく暮らせる15,000戸ものシェアハウスを運営しています。通勤などにあわせてお好きなエリアをお選びください。
サービスの特徴①同じブランドの管理下というメリット
異なる大家さんが管理している物件の集合ではなく、すべての物件で同じ住み心地&サポート体制。どの物件にも安心してご入居頂けます。
サービスの特徴②他のエリアの物件に気軽に住み替え可能
TOKYO β 内の物件に空室があれば、簡単な手続きのみで住み替えることができます。選んだ物件と相性が合わなかったり、他の街で暮らしたいと思ったときに気軽に移動できます。
サービスの特徴③ライフスタイルをアップデート
電動キックボードなどのシェアリングサービス、暮らしに役立つお得なサブスクリプションサービスなどをご提供。入居者様のライフスタイルを随時アップデートするよう努めています。
まとめ
独身女性のライフスタイルの多様化にあわせて、住み方の選択肢も増えています。明るい老後に向けて、生活費の縮小や持ち物を減らすなど暮らしのサイズダウンを意識したなら、シェアハウスも選択のひとつです。 「袖振り合うも多生(たしょう)の縁」。”助け合い”を合言葉に、シェアメイトさんと楽しく暮らせるとハッピーですね♪
【関連記事】女性が東京で一人暮らしする際の住みやすい街5つ | 治安重視でご紹介
- この記事の監修者
-
森岡 誠
(マネージャー)
- 保有資格
- 宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士
株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。