男女共同シェアハウスってどうなの?恋愛事情やよくあるトラブル、体験談など徹底解説
こんにちは、TOKYO β 担当の森岡です。
シェアハウスは、性別、年齢、職業などが違う人が集まっているところが、魅力のひとつです。そこで、気になるのが「異性」の存在。男女共同シェアハウスの暮らしってどんな感じなんでしょうか。気になりますね!今回は男女共同シェアハウスについて、経験談やトラブルなど徹底解説したいと思います。
シェアハウス入居者内の男女比の割合は?
男女共同シェアハウス内の入居者男女比はどうなっているでしょうか。国土交通省が行った調査では「女性の入居者が多い」が全体の約7割、「ほぼ均等」が約2割というデータが出ています。
「シェアハウスは女性人気が高い」とうことがいえますね。女性に人気の理由として、シェアハウスはおしゃれな作りなこと、設備が整っていて暮らしやすいこと。また、前述の調査で入居の動機・理由に「家賃が安いから」というデータもあり、シェアハウスに住んで節約して、おしゃれや好きなことにお金を使おうと考える女性が多いのかもしれません。
シェアハウスの物件全体における、男女共同・女性専用の割合は?
国土交通省の「シェアハウスに関する市場動向調査」では、事業者全体へのアンケートにおいて約5割が「性別の制限を設定している」、約4割が「女性専用など入居対象者を絞っている」と回答しています。ちなみにTOKYO β では全物件中、約8割が男女共同、約2割が女性専用という割合になっています。
男女共同シェアハウスの実際どう?リアルな体験談
では!実際に住んでいた方の体験談から、男女共同シェアハウスの「リアル」に迫ってみましょう。
・防犯面で安心できる。
女性しかいないと事件に巻き込まれそうで心配。でも男性も住んでいるとなると防犯になるし、やっぱり頼りになる。そういう安心感があります。それに、ちょっとした力仕事も手伝ってもらえたりもします。
・トイレ・シャワーで気まずいときあれこれ。
シャワー上がりの男性がパンイチでいるところにバッタリ遭遇!「自分の家」感覚で気が抜けるの分かりますよ。でも「気まずいんだよー!」とココロの中でツッコンでおきました。
トイレのタイミングが被った!相手は女性。「お先どうぞ」と言ったあと「あ、後から入られるのイヤだったかな……でも、いや……」とか色々考えてグルグルする。そんなシチュエーションは気まずいです。
・スッピンでうろうろできない
やっぱり異性の目があると「きちんとしなければ」という意識が働く。いつもスッピンというわけにはいかないですよ。おかげで、だらしないところが少し改善されてきた気がします。
このようなエピソードがありました。異性がいるからこその「シェアハウスあるある」ですね。
男女共同シェアハウスのメリット・デメリットは?
メリット
・交友関係が広がる
・防犯性が高くなる
・男性の力を借りられる
・共有部分の使い方がキレイ
交友関係の広がりは、シェアハウスにコミュニケーションを求めている人にとって大きなメリットですよね。同性だけでなく異性がいることで交流の幅も自然と広がります。体験談でもありましたが、男性がいることで防犯性が高くなります。買い物や引っ越しといったシーンでも男性の腕力はとても頼りになります!そして、水回りなどがキレイなこと。女性が共用部分をキレイに使っていると、男性も「きちんとしよう」という意識が働きます。お互いに気持ちよく利用することを心がけるので、ハウス内がキレイに保たれているんですね。
デメリット
・服装に気をつけないといけない
・男性と水回りが共有
・洗濯物に気をつかう
・男女間のトラブル
異性がいる場で「リラックスしすぎた」服装は、お互いに気まずいです。シャワーの後など下着姿でハウス内をウロウロなんてできません。気を抜けないことがデメリットということになりますね。
トイレやシャワーが共用な点を気にする女性は多いです。シャワー時間の長さなど、男女で使い方に差があることも気になる点のようです。洗濯物はプライベートなものだけに、特に気をつかう必要があります。
恋愛感情を持たれ、しつこくされてしまう。セクハラになりかねない言動など、男女が一緒に暮らしているからこそ起こりうるトラブルの心配もあります。
男女共同シェアハウスで起きるよくあるトラブルは?
男性視点のトラブル(男性側のトラブル)
・洗面台を長時間使われて困る
・シャワースペースや洗面台に長い髪の毛が落ちていて気になる
・露出が多い服装をされると目のやり場に困る
・共有スペースに化粧品などを置きっぱなし
女性は髪を乾かしたり、スキンケアをしたりと洗面台を使う時間がどうしても長くなりますね。共有部分の使い方に男女で差が出るため、トラブルのきっかけとなることが多いようです。シャワーや洗面台はトラブルの原因となる場所となっています。また、服装、容姿や行動を指摘するような言動はセクハラにもなりかねません。気をつけましょう。
女性視点のトラブル(女性側のトラブル)
・トイレで立ってするので汚れが気になる
・半裸でうろうろされて困る
・セクハラ発言や行動は不快
・過度な下ネタで盛り上がられるといやだ
使った後の汚れが気になるとか、便座を上げっぱなしとか、男性がトイレで立って用を足すことでトラブルとなるようです。裸に近い格好でいることもクレームの元に。服装については男女共に気をつけたいですね。
下ネタといった不快になるような言動はもちろん、相手の容姿や行動を指摘する言動もセクハラとなりかねないので注意しましょう。
男女共同シェアハウスにおけるトラブルを回避するには?
・服装・発言に気を使う
・気遣いや心配りを忘れない
・相手の価値観を尊重する
・プライベートには干渉しすぎない
・困ったら管理会社に相談する
最低限のマナーや距離感を守ることはもちろん、お互いへの気遣い、心配りがとても大切です。特に男女の価値観の違いはトラブルになりがちなので、相手の意見に耳をかたむけ、歩み寄りの気持ちを忘れないようにしましょう。そして万一トラブルになったら、自分たちで解決しようとするのはやめて!感情的になって、よけいにこじれてしまうことも……。
そんな時には管理会社に相談を!
また、シェアハウスを選ぶ際、内覧してシェアハウス内の雰囲気をみることもトラブル回避のポイントとなりますよ。
男女共同シェアハウスの恋愛事情は?出会いはある?
男女が一緒に暮らしているので、恋愛関係に発展することもありますよ。というと「テラスハウス」みたいな恋愛模様をイメージしてしまいますが、実際は「恋人ができることもある」くらいの感じ。
そもそも恋愛を目的として入居している人ばかりではないですからね。シェアメイト同士で仲良くなっても、友達や同僚のような感じになることがほとんどです。でも、共有部分でのコミュニケーションを通して「出会い」の場面はたくさんありそう。自然なかたちで恋愛に発展しやすい環境といえますね。
また、ハウス内の恋愛事情には、ちょっとした問題も。雰囲気の変化やイチャイチャしているシーンなど、他のシェアメイトさんに気まずい思いをさせてしまうことが……。2人がケンカしたり、破局なんてしてしまったらもう、最高に気まずい!恋愛に発展したときは、周囲との関係や暮らし方についてきちんと考えることも大切ですね。
男女共同シェアハウスのよくある疑問まとめ
疑問① 実際、セクハラや事件はあるの?
みんなが顔見知りとなるシェアハウス内では、盗難などの事件は起こりにくいです。国土交通省による調査でも「特にトラブルはなかった」と答えたシェアハウスが一番多く、事件に遭遇するような場面はかなり少ないといえます。
男女共同シェアハウスは、シャワーやトイレを共同で使うため、セクハラに遭いやすい環境ともいえます。気になる方は、男性専用、女性専用の物件をそれぞれ選ぶ方がいいでしょう。
参照:国土交通省|住宅確保要配慮者向けのシェアハウス の居住・運営実態調査
疑問② ドミトリータイプでも男女共同になる?
ドミトリータイプ(相部屋)のシェアハウスは、家賃が平均より安いことが特徴。中でも一番家賃が安いのは男女混合の相部屋です。二段ベットをカーテンで仕切っただけの空間は、鍵をかけられないのでプライベートを守りにくく、着替えや寝るときなんかも気を使います。人といるのが大好き!というタイプの人は、楽しく暮らせそうですね。
疑問③ 家賃は男女で違う?
性別で家賃の金額が変わることはありません。
ちなみに東京にあるシェアハウスの家賃相場は、平均56,000円。個室タイプのシェアハウスの平均的な家賃は5~6万円のようです。シェアハウス全体では3万円未満が約5割、5万円未満では約8割を占めています。
参照:国土交通省|住宅確保要配慮者向けのシェアハウスの居住・運営実態調査
失敗しないためには?男女共同シェアハウスを選ぶときのポイント
ポイント① 自分の生活スタイルとの相性を確認する
自分がどんな生活をしたいのかを考えてシェアハウスを選びましょう。例えば、落ち着いて暮らしたいなら入居者の少ない小規模物件、交友を広げたいなら大型物件など、自分の目的に合っているか確認します。また、自分の生活リズムとの相性も大切です。ライフスタイルの近い人が多いハウスを選ぶことで快適なシェアライフが送れます。物件探しや内覧時に管理会社に確認・問い合わせしてみましょう。
ポイント② 入居者同士の距離感や雰囲気をチェックする
物件の内覧をして、シェアハウス内の雰囲気をチェックしましょう。シェアメイトさん達の仲はどうか、男女間でギスギスしていないか、逆に距離が近すぎて息苦しくないか。可能なら1回だけでなく、何度か足を運んでみるといいですね。
ポイント③ ハウスルールを確認する
シェアハウスを選ぶときは、ハウスルールもチェック!「冷蔵庫の食材には名前を書く」「友達などの宿泊禁止」「入浴時間は○分以内」という感じに、みんなが快適に暮らせるように決められているものです。なかには「恋愛禁止」というところも。 自分が住みたいシェアハウスのルールがどんなものか、きちんと守れるか確認しておきましょう。
シェアハウス探しなら、TOKYO βがおすすめ
TOKYO β のシェアハウスは、東京都内に約1,000拠点!そのすべてがシェアハウスとして設計された個室です。共用スペースでシェアメイト同士のコミュニケーションもあり、男女共同で暮らすにはほどよい距離感で生活できます。
まとめ
男女共同シェアハウスについての解説いかがでしたか?
メリット・デメリットから体験談、恋愛事情まで盛りだくさんでお届けしました!男女で考え方や価値観の違いはありますが、「みんなで住んでいる」という意識が大切なんですね。
TOKYO β は基本的に共用リビングを持たないタイプ。交流重視のハウスではありませんが、シェアメイトとのコミュニケーションのある男女共同シェアハウスです。男女を問わず、いい出会いもあるかもしれませんね。
それでは、よいシェアライフを♪
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- この記事の監修者
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森岡 誠
(マネージャー)
- 保有資格
- 宅地建物取引主任者 賃貸不動産経営管理士
株式会社三好不動産 東京支店 支店長。
大学卒業後、同社に入社、賃貸営業・賃貸管理で得た知見を活かし、現在はTOKYO<β>ブランドのシェアハウス運営を行っている。